...竜の髭の実は実(じつ)に色が麗しい...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...美を友として世を送った人のみが麗しい往生をすることができる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...晝と夜との麗しい...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...それは十五、六の麗しい女で、その後には一人の婢がつきそっていた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「五通」
...「麗しい...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...第一編 ワーテルロー一 ニヴェルから来る道にあるもの一八六一年五月のある麗しい朝...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼女は麗しい夢を見た...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その日は実に麗しい一日だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...神は麗しいコゼットを作り上げ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...併しどうかして御機嫌の麗しいときには頼みもしないのに「あたいが馬になつてやらう」なんといふこともあつたが...
中勘助 「銀の匙」
...よく晴れた麗しい日和で...
原民喜 「永遠のみどり」
...あんな麗しいものが梢の青空にかかり...
原民喜 「小さな庭」
...村境の茶屋に三味線の技に長けたひとりの貌麗しい酌女が現れてゆききの遊冶郎のあぶらをしぼつてゐるとのことであるから見参に赴かうではないかと誘つた...
牧野信一 「水車小屋の日誌」
...長い麗しい睫毛のはしは...
正岡容 「寄席」
...かねて健康を案じて居た松江さんの元気相な麗しい顔を見て...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...このような麗しい感動に反して...
吉川英治 「三国志」
...ご機嫌の麗しいおことばでもかかるに違いない――と...
吉川英治 「親鸞」
...桃山城の豪華を小さく纒(まと)め込んだほども麗しいが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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