例文・使い方一覧でみる「麁」の意味


スポンサーリンク

......   の読み方
内村鑑三 「楽しき生涯」

...お末(そまつ)ながら浴室(ゆどの)や女中部屋を建増した...   お麁末ながら浴室や女中部屋を建増したの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...末之辨當申付候」といふところで大舞臺の幕切れといふ趣きであるが...   麁末之辨當申付候」といふところで大舞臺の幕切れといふ趣きであるがの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...或晩薪や朶や日頃汗水垂らして掘つた木の根などが壁に堆く積んであつたのを大勢で持ち運び/\入口の戸を壓して一杯に積んでおいた...   或晩薪や麁朶や日頃汗水垂らして掘つた木の根などが壁に堆く積んであつたのを大勢で持ち運び/\入口の戸を壓して一杯に積んでおいたの読み方
長塚節 「芋掘り」

...「松朶(まつそだ)で卅五把(は)ぢや相場(さうば)はさうでもねえが...   「松麁朶で卅五把ぢや相場はさうでもねえがの読み方
長塚節 「土」

...其處(そこ)には此(これ)も褞袍(どてら)を被(はお)つた彼等(かれら)の伴侶(なかま)が圍爐裏(ゐろり)へ朶(そだ)を燻(く)べて暖(あたゝ)まりながら待(ま)つて居(ゐ)た...   其處には此も褞袍を被つた彼等の伴侶が圍爐裏へ麁朶を燻べて暖まりながら待つて居たの読み方
長塚節 「土」

...彼(かれ)は近頃(ちかごろ)に成(な)つてから毎日(まいにち)の樣(やう)に林(はやし)を歩(ある)いては朶(そだ)を脊負(せお)つて來(き)て折(を)つては焚(た)き折(を)つては焚(た)きして居(ゐ)た...   彼は近頃に成つてから毎日の樣に林を歩いては麁朶を脊負つて來て折つては焚き折つては焚きして居たの読み方
長塚節 「土」

......   の読み方
長塚節 「土」

...勘次(かんじ)は時々(とき/″\)持(も)ち込(こ)んだ朶(そだ)や木(こ)の葉(は)が理由(わけ)もなく減(へ)つて居(ゐ)ることを知(し)つて不快(ふくわい)な感(かん)を懷(いど)いてはこつそりと呟(つぶや)きつゝおつぎに當(あた)るのであつた...   勘次は時々持ち込んだ麁朶や木の葉が理由もなく減つて居ることを知つて不快な感を懷いてはこつそりと呟きつゝおつぎに當るのであつたの読み方
長塚節 「土」

...彼(かれ)は凝然(ぢつ)と遠(とほ)くへ自分(じぶん)の心(こゝろ)を放(はな)つたやうにぽうつとして居(ゐ)ては復(また)思(おも)ひ出(だ)したやうに朶(そだ)をぽち/\と折(を)つて燻(く)べた...   彼は凝然と遠くへ自分の心を放つたやうにぽうつとして居ては復思ひ出したやうに麁朶をぽち/\と折つて燻べたの読み方
長塚節 「土」

...圍爐裏(ゐろり)には朶(そだ)の一枝(えだ)も燻(く)べてなかつた...   圍爐裏には麁朶の一枝も燻べてなかつたの読み方
長塚節 「土」

...つい気がつきませんでした」とあたかも主人に向って忽(そこつ)を詫(わ)びているように見える...   つい気がつきませんでした」とあたかも主人に向って麁忽を詫びているように見えるの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...さて、『贅弁』に神徳高き大神を如何ぞ禽獣とすべけんやと詈ったが、『玉鉾百首(たまぼこひゃくしゅ)』に「いやしけど、いかつちこたま狐虎、たつの類ひも神の片はし」と詠(よ)んだごとく、上世物をも人をも不思議なものを片端から神としたのは万国の通義で、既に以て秦大津父(はたのおおつち)は山で二狼の闘うを見、馬より下って口手を洗い浄め、汝これ貴き神にして、行を楽しむ、もし猟師に逢わば禽(とりこ)にされん、速やかに相闘うをやめよと祈って、毛に付いた血を拭(ぬぐ)いやり放ったという(『書紀』一九)...   さて、『贅弁』に神徳高き大神を如何ぞ禽獣とすべけんやと詈ったが、『玉鉾百首』に「いやしけど、いかつちこたま狐虎、たつの類ひも神の片はし」と詠んだごとく、上世物をも人をも不思議なものを片端から神としたのは万国の通義で、既に以て秦大津父は山で二狼の闘うを見、馬より下って口手を洗い浄め、汝これ貴き神にして、麁行を楽しむ、もし猟師に逢わば禽にされん、速やかに相闘うをやめよと祈って、毛に付いた血を拭いやり放ったというの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...ブラブラと日を送るから昨年の「猴に関する民俗と伝説」も稿(そこう)は完成しながら容易に清書せず忘れてしまい...   ブラブラと日を送るから昨年の「猴に関する民俗と伝説」も麁稿は完成しながら容易に清書せず忘れてしまいの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...闊(そかつ)なりし輩も和熟親睦せしなり...   麁闊なりし輩も和熟親睦せしなりの読み方
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」

...「」は粗で、荒々しい相(すがた)である...   「麁」は粗で、荒々しい相であるの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...そこに「相の美」を見つめるからである...   そこに「麁相の美」を見つめるからであるの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...地(じ)(あら)くして青黄黒白の段染(だんぞめ)であった...   地麁くして青黄黒白の段染であったの読み方
柳田国男 「山の人生」

「麁」の読みかた

「麁」の書き方・書き順

いろんなフォントで「麁」

「麁なんとか」といえば?  


ランダム例文:
勇退する   近境   豊かにさせる  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
卒業証書   自己責任   後進国  

スポンサーリンク

トップへ戻る