...惣鹿子(そうかのこ)等によれば...
泉鏡花 「薄紅梅」
...緋鹿子(ひがのこ)の襷掛(たすきが)けで...
泉鏡花 「薄紅梅」
...島田髷(しまだまげ)が流れる……緋鹿子(ひがのこ)の切(きれ)が解けて浮いて...
泉鏡花 「絵本の春」
...緋鹿子(ひがのこ)...
泉鏡花 「怨霊借用」
...炎は緋鹿子(ひがのこ)を燃え抜いた...
泉鏡花 「海神別荘」
...鹿子木(かのこぎ)氏と芽張柳(めばりやなぎ)4・17(夕)洋画家鹿子木孟郎(たけしらう)氏は牛のやうにのつそりしてゐて...
薄田泣菫 「茶話」
...鹿子木氏は考へた...
薄田泣菫 「茶話」
...どれもこれも鹿子木氏の気に入らなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...ご馳走にはいり鳥と鶏肉(けいにく)の汁(しる)と豚鍋(ぶたなべ)と鹿子餅(かのこもち)...
田山花袋 「田舎教師」
...小太夫鹿子の長襦袢...
直木三十五 「南国太平記」
...第九 崖数ある江戸名所案内記中その最も古い方に属する『紫(むらさき)の一本(ひともと)』や『江戸惣鹿子大全(えどそうがのこたいぜん)』なぞを見ると...
永井荷風 「日和下駄」
...大渡(おほわた)しと呼ばれた大川口(おほかはぐち)の渡場(わたしば)は江戸鹿子(えどかのこ)や江戸爵抔(えどすゞめなど)の古書(こしよ)にその跡を残すばかりとなつた...
永井荷風 「水 附渡船」
...『東名物鹿子(あずまめいぶつかのこ)』に「弥生(やよい)の中の八日...
柳宗悦 「蓑のこと」
...(日本鹿子...
柳田國男 「日本の伝説」
...その上から緋鹿子絞(ひがのこしぼ)りの扱帯(しごき)をキリキリと巻付けてやりましたが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...鹿子木孟郎(かのこぎまうらう)諸君のが一枚づつ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...鹿子絞りを纈らしめ...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...また母及び兄達が暇あれば煙草を巻き、鹿子を纈り、或は京人形の製造に従へるさま、わが六七歳頃の記憶に存せり...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
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