...これも九州太宰府(だざいふ)の鷽鳥(うそどり)や前記の鶉車の系統に属するものである...
淡島寒月 「土俗玩具の話」
...薄紅い鷽(うそ)の脛のやうな莖が裾をからげたままで...
薄田泣菫 「飛鳥寺」
...鷽(うそ)が落(おと)した蠱(まじ)の實(み)の粒(つぶ)のひとつや含(ふく)まれて...
薄田淳介 「白羊宮」
...第二回の大調和展に出した「鷽(うそ)」は野口米次郎さんの親類の人が買った...
高村光太郎 「回想録」
...眼のところばかり亀井戸の鷽形(うそがた)に切り抜いた弥四郎頭巾でもありようはずがない...
中里介山 「大菩薩峠」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...――彼の笑ひはまだ葉に揺らぎ鷽((うそ))のゐて...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...棉打唄丘の榎木(えのき)に蔓葛(かつら)が萠える鷽(うそ)が鳴くわい酒屋の背戸(せど)で...
野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
...晴れた極寒の日には優雅な波蘭貴族よろしくの姿をした胸の赤い鷽(うそ)が餌を曳つぱりながら雪の上を歩きまはり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...一匹の牝牛のそばには鷽(うそ)のやうに真赤な鼻の...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
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三好達治 「間花集」
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三好達治 「短歌集 日まはり」
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三好達治 「わが路ゆかむ」
...ぴょいぴょい跳び回るおめかし屋の鷽(うそ)とか...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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