...鷦鷯(さざき)取らさね...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...鷦鷯(みそさざい)來(く)と知られけり...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...なう鷦鷯(みそさざい)木(こ)づたひにひとり興がる歌きけば...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...鷦鷯(みそさざい)のやうに鹽斷ちをしなければならない事を知つてゐた...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...社交嫌いな鷦鷯(みそさざい)が...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...鷦鷯はその魂に沁み透る孤寂が何よりも好物で...
薄田泣菫 「独楽園」
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武田祐吉 「古事記」
...鷦鷯(みそさざい)がとまる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...槻が枝の鷦鷯とらむと...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...鷦鷯はや木ぬれはうつす...
長塚節 「長塚節歌集 上」
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野口雨情 「雨情民謡百篇」
...みそさざいちツ ちツ啼いてる鷦鷯(みそさざい)畑に赤牛立つてたぞ雨こんこパラパラ降つて来た傘(からかさ)ささせるこつちへ来(こ)...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...鷦鷯(みそさざい)はもう影も見せなかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...鷦鷯(みそさゞい)の巣など――であつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...まるで鷦鷯(みそさゞい)か何ぞのやうにお喋舌(しやべり)してゐる...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...その代り鷦鷯は、この怪獣の食べ残しで生きている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これは内地で鷦鷯(みそさざい)をミソッチョまたはミソクグリというと同じく...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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