例文・使い方一覧でみる「鶺鴒」の意味


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...丁度雪の残った棕櫚(しゅろ)の葉の上には鶺鴒(せきれい)が一羽尾を振っていた...   丁度雪の残った棕櫚の葉の上には鶺鴒が一羽尾を振っていたの読み方
芥川龍之介 「玄鶴山房」

...鶺鴒(せきれい)のように尾を振り合つて雀のように前に進んでいて今日もまた酒宴をしているもようだ...   鶺鴒のように尾を振り合つて雀のように前に進んでいて今日もまた酒宴をしているもようだの読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」

...山火事の天を焦(こが)して霜赤し蒼苔低く飛ぶ星あり今宵霜降らん東雲鶺鴒(せきれい)の尾にぞ霰(あられ)のはじかれし蒼苔橋に来てまたはら/\と霰散る花牛堂大いなる霰ころがりて縁に消えざる虚子玉霰忽(たちま)ち来り忽ち歇(や)む楽天京に入つて霰に笠を叩かれつ不迷物思ふ窓を霰に叩かれき不染あられうつ石峨々(がが)として水急なり霜磧こんな類(たぐい)であります...   山火事の天を焦して霜赤し蒼苔低く飛ぶ星あり今宵霜降らん東雲鶺鴒の尾にぞ霰のはじかれし蒼苔橋に来てまたはら/\と霰散る花牛堂大いなる霰ころがりて縁に消えざる虚子玉霰忽ち来り忽ち歇む楽天京に入つて霰に笠を叩かれつ不迷物思ふ窓を霰に叩かれき不染あられうつ石峨々として水急なり霜磧こんな類でありますの読み方
高浜虚子 「俳句の作りよう」

...右頬を軽く支えている五本の指は鶺鴒(せきれい)の尾のように細長くて鋭い...   右頬を軽く支えている五本の指は鶺鴒の尾のように細長くて鋭いの読み方
太宰治 「風の便り」

...鶯(うぐいす)かしら?鶺鴒(せきれい)かしら? と思いながら...   鶯かしら?鶺鴒かしら? と思いながらの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...九月初旬三度目に行ったときには宿の池にやっと二三羽の鶺鴒(せきれい)が見られた...   九月初旬三度目に行ったときには宿の池にやっと二三羽の鶺鴒が見られたの読み方
寺田寅彦 「あひると猿」

...鶺鴒が別な木の枝に逃げる...   鶺鴒が別な木の枝に逃げるの読み方
豊島与志雄 「現代小説展望」

...今まで静かであった文之丞の木刀の先が鶺鴒(せきれい)の尾のように動き出して来ました...   今まで静かであった文之丞の木刀の先が鶺鴒の尾のように動き出して来ましたの読み方
直木三十五 「大衆文芸作法」

...鵯(ひよどり)は南天の実を啄もうと縁先に叫び萵雀(あおじ)と鶺鴒(せきれい)は水たまりの苔を啄みながら庭の上に囀(さえず)る...   鵯は南天の実を啄もうと縁先に叫び萵雀と鶺鴒は水たまりの苔を啄みながら庭の上に囀るの読み方
永井荷風 「写況雑記」

...角の出た石の上に鶺鴒(せきれい)が一羽とまったくらいである...   角の出た石の上に鶺鴒が一羽とまったくらいであるの読み方
夏目漱石 「三四郎」

...そうして私の前の小さな流れの縁を一羽の鶺鴒(せきれい)が寂(さび)しそうにあっちこっち飛び歩いているのにぼんやり見入っていると...   そうして私の前の小さな流れの縁を一羽の鶺鴒が寂しそうにあっちこっち飛び歩いているのにぼんやり見入っているとの読み方
堀辰雄 「美しい村」

...おおこれよこれよとその笠手にささげてほこらに納め行脚の行末をまもり給えとしばし祈りて山を下るに兄弟急難とのみつぶやかれて鶺鴒やこの笠たゝくことなかれここより足をかえしてけさ馬車にて駆けり来りし道を辿るにおぼろげにそれかと見し山々川々もつくづくと杖のさきにながめられて素読のあとに講義を聞くが如し...   おおこれよこれよとその笠手にささげてほこらに納め行脚の行末をまもり給えとしばし祈りて山を下るに兄弟急難とのみつぶやかれて鶺鴒やこの笠たゝくことなかれここより足をかえしてけさ馬車にて駆けり来りし道を辿るにおぼろげにそれかと見し山々川々もつくづくと杖のさきにながめられて素読のあとに講義を聞くが如しの読み方
正岡子規 「旅の旅の旅」

...「神代巻」の鶺鴒(せきれい)の役を勤めて子を拵(こしら)える法を教えたので...   「神代巻」の鶺鴒の役を勤めて子を拵える法を教えたのでの読み方
南方熊楠 「十二支考」

......   の読み方
三好達治 「南窗集」

...鶺鴒はよく馬屋の口へ遊びに来る鳥である故に...   鶺鴒はよく馬屋の口へ遊びに来る鳥である故にの読み方
柳田国男 「年中行事覚書」

...鶺鴒(せきれい)が鳴いていた...   鶺鴒が鳴いていたの読み方
山本周五郎 「青べか日記」

...鶺鴒(せきれい)があそんでいる飛石など...   鶺鴒があそんでいる飛石などの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...眼の前の石に鶺鴒がとんで来た...   眼の前の石に鶺鴒がとんで来たの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「鶺鴒」の読みかた

「鶺鴒」の書き方・書き順

いろんなフォントで「鶺鴒」

「なんとか鶺鴒」の一覧  


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玉珠   痕跡も残っていない   聚集  

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