...(昭和十七年夏)風船あられ飯蛸、鯖、魴、白魚、さより、蛤、赤貝、栄螺、分葱、京葱、鶯餅、草餅、茶飯、木の芽――と、かたへのものゝ記には三月のあぢがこんな具合に列ねてある...
正岡容 「下町歳事記」
...そのお茶の子は今いう鶯餅(うぐいすもち)のように...
柳田国男 「母の手毬歌」
...茶と鶯餅とを貰ってからそこに二人で並んでいると...
横光利一 「旅愁」
...」矢代はかるく鶯餅に手を触れてみて...
横光利一 「旅愁」
...矢代は鶯餅をまた一つ摘まむと...
横光利一 「旅愁」
...よそから鶯餅をもらつて喰べ...
吉川英治 「折々の記」
...鶯餅などを盆に見ると...
吉川英治 「折々の記」
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