...鶯笛はなか/\よろしい...
種田山頭火 「其中日記」
...鶯笛、かなしい笛か、さびしい笛か、それを私が吹く...
種田山頭火 「其中日記」
...また吹く(鶯笛)・青葉あざやかな身ぬちへポリタミン・明けてくる空へ燃やす・とほく朝の郭公がなく待つものがあるシヤンがゐるので垣のかなめが赤いので五月十六日日本晴...
種田山頭火 「其中日記」
...キクやんが鶯笛を吹いとるだ...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...するとまた鶯笛が鳴つた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...鶯笛なんか吹いてゐるのかい...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...またその子は鶯笛を吹いた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...お前はどうして鶯笛なんか吹くのか...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...すると、信じたものか疑つたものか迷つてゐるやうに、鶯笛の女の子は、少しづつ姿を現し、良寛さんの方へ近づいて来た...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...鶯笛の女の子は、良寛さんの坐(すわ)つてゐる縁のそばまで来た...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...「お前の鶯笛はいい音がするね...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...ンでも今時分鶯笛を吹くのは可笑(をか)しいの...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...鶯笛の女の子は、手毬を見てのどをこくりと鳴らした...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...まだ濡(ぬ)れてゐる小さい鶯笛をのせた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...下手に鶯笛を吹くと...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...今でも啄木を思ふと両国の明星座の楽屋で鶯笛を吹いた可哀らしい啄木が浮んで来る...
平野萬里 「晶子鑑賞」
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