...大鵬(たいはう)生(大正十四年四月)...
芥川龍之介 「念仁波念遠入礼帖」
...大鵬(たいほう)のような人物...
泉鏡花 「婦系図」
...畢竟(ひっきょう)大鵬(たいほう)の志(こころざし)を知らざる燕雀(えんじゃく)の行いである...
大隈重信 「青年の天下」
...ひそかに鵬齋の智慧を借りて...
大町桂月 「牛經」
...而して鵬齋なく、蜀山なく、花扇なし...
大町桂月 「牛經」
...大鵬の將に飛ばむとするが如し...
大町桂月 「房州の一夏」
...鵬斎の着物がこんなに古かつたかどうかは知らないが...
薄田泣菫 「茶話」
...鵬斎の女房はきつとなつた...
薄田泣菫 「茶話」
...図南(となん)の鵬翼(ほうよく)を揮(ふる)わんと欲して...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...北冥の鯤だの、南冥の鵬だの、そんな伝説を僕は固より信用しはしないが、その精神には信頼すべきものがある...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...泰西(たいせい)文学は古今の別なく全く西洋的にして二千年来の因習を負へるわが現在の生活感情に関係なき事あたかも鵬程(ほうてい)九万里の遠きに異(こと)ならず...
永井荷風 「矢立のちび筆」
...鳥になって今度は鵬(ほう)というものになり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...父は幼年から亀田鵬斎や...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...真っ白な鵬(おおとり)に乗った...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...――私は、只今、鵬に身を化し、十万里の雲程を駆け回り、漸く一滴の無根水を得て立ち帰つたところで御坐います...
牧野信一 「毒気」
...欧鵬(おうほう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...救いに出て来た欧鵬(おうほう)だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
......
吉川英治 「新・水滸伝」
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