例文・使い方一覧でみる「鵑」の意味


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...私がその鳥の名を訊くと、この薄倖な詩人は、身につまされたやうに顫ひ声になつて、「あれは杜だ...   私がその鳥の名を訊くと、この薄倖な詩人は、身につまされたやうに顫ひ声になつて、「あれは杜鵑だの読み方
薄田泣菫 「独楽園」

...四いつの場合にも杜は私にとつて形よりも声であつた...   四いつの場合にも杜鵑は私にとつて形よりも声であつたの読み方
薄田泣菫 「独楽園」

...杜(ほととぎす)のあの一声は耳の食(じき)です...   杜鵑のあの一声は耳の食ですの読み方
高神覚昇 「般若心経講義」

...杜(ほととぎす)の鳴くのが谷の方で聞えていた...   杜鵑の鳴くのが谷の方で聞えていたの読み方
田中貢太郎 「竈の中の顔」

...親に似て性の悪い杜の雛鳥に鋭い嘴で啄(つつ)き出されてしまうという...   親に似て性の悪い杜鵑の雛鳥に鋭い嘴で啄き出されてしまうというの読み方
寺田寅彦 「話の種」

...鳴くや杜(とけん)のひと聲に五月雨いつかはれ行けばちぎれ/\の雲間よりやがてほのめく夏の月銀輪露に洗はれて我世すゞしとてるものをさめずや哀れをとめごよ...   鳴くや杜鵑のひと聲に五月雨いつかはれ行けばちぎれ/\の雲間よりやがてほのめく夏の月銀輪露に洗はれて我世すゞしとてるものをさめずや哀れをとめごよの読み方
土井晩翠 「天地有情」

...杜(ほととぎす)が啼(な)いて行く夜もある...   杜鵑が啼いて行く夜もあるの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...さりとて杜(ほととぎす)二百句といふに至つてはさすがの先生...   さりとて杜鵑二百句といふに至つてはさすがの先生の読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...二百羽の杜をひつつかまへたといふのは一羽もひつつかまへないといふ事であるとは題見てもわかつて居る事であるのに...   二百羽の杜鵑をひつつかまへたといふのは一羽もひつつかまへないといふ事であるとは題見てもわかつて居る事であるのにの読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...をちかへりえぞ忍ばれぬ杜ほの語らひし宿の垣根(かきね)にこの歌を言わせたのである...   をちかへりえぞ忍ばれぬ杜鵑ほの語らひし宿の垣根にこの歌を言わせたのであるの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...七八間(けん)歩くともう杜(とけん)亭の前の空地(あきち)へ出た...   七八間歩くともう杜鵑亭の前の空地へ出たの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...杜(とけん)亭の食堂の一つの卓を自分等は選んで席に着いた...   杜鵑亭の食堂の一つの卓を自分等は選んで席に着いたの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...杜(とけん)亭の食堂は即(すなは)ち道の入(い)り込んだ空地(あきち)なのであるから十四五分して小さい料理店の家の中から客を見附けた給仕女が布巾(ふきん)を持つて出て来て卓を拭く...   杜鵑亭の食堂は即ち道の入り込んだ空地なのであるから十四五分して小さい料理店の家の中から客を見附けた給仕女が布巾を持つて出て来て卓を拭くの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...巴里(パリイ)の一番高い土地の杜(とけん)亭へ食事をしに来ることももう終りの度(たび)になるかも知れない...   巴里の一番高い土地の杜鵑亭へ食事をしに来ることももう終りの度になるかも知れないの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...この杜(とけん)と銘(なづ)けた一管を...   この杜鵑と銘けた一管をの読み方
吉川英治 「篝火の女」

...さればとて杜の鋭どさでは決してない...   さればとて杜鵑の鋭どさでは決してないの読み方
若山牧水 「鳳來寺紀行」

...その中を啼いて渡る杜の声...   その中を啼いて渡る杜鵑の声の読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

...杜(ほととぎす)も朝が滋い...   杜鵑も朝が滋いの読み方
若山牧水 「山寺」

「鵑」の読みかた

「鵑」の書き方・書き順

いろんなフォントで「鵑」


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お手柔らか   アドレス   難病  

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