...時頼進んでは君が鴻恩の萬一に答ふる能はず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...故内府の鴻恩に比(くら)べては高野の山も高からず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...吾人は祖先の鴻恩を感謝すると同時に...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...ただ二念なく大君の御鴻恩に感泣し...
太宰治 「右大臣実朝」
...且(かつ)は先人の千辛万苦(せんしんばんく)して我々後進の為めにせられたる其偉業鴻恩(こうおん)を空(むなし)ふするものなり...
福沢諭吉 「蘭学事始再版序」
...且(かつ)は先人の千辛万苦して我々後進の為(た)めにせられたるその偉業鴻恩(こうおん)を空うするものなり...
福澤諭吉 「蘭学事始再版之序」
...御鴻恩(ごこうおん)にて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...現代の能楽師の如く流祖代々の鴻恩(こうおん)を忘れて...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...呉家の後(のち)に生るゝ男女(なんにょ)にして此の鴻恩(こうおん)を報ぜむと欲せば...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...御鴻恩(ごこうおん)は死んでも忘却致しませぬ」「どう致しまして...
夢野久作 「鼻の表現」
...なんで漢室の鴻恩(こうおん)を忘れましょうや...
吉川英治 「三国志」
...余りにもご滞留が短かかったような心地がする」「鴻恩(こうおん)...
吉川英治 「三国志」
...家祖みな漢朝の鴻恩(こうおん)をこうむり...
吉川英治 「三国志」
...鴻恩(こうおん)...
吉川英治 「私本太平記」
...鴻恩(こうおん)のほかのものではありません...
吉川英治 「私本太平記」
...……多年の御鴻恩(ごこうおん)...
吉川英治 「新書太閤記」
...かずかずの御鴻恩にも...
吉川英治 「平の将門」
...きょうまでの御鴻恩(ごこうおん)は海のごとく...
吉川英治 「日本名婦伝」
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