...鴫打ちの一行には...
芥川龍之介 「山鴫」
...「秋夕」という鴫立沢の西行の絵...
上村松園 「昔のことなど」
...「山鴫」の頃には...
小穴隆一 「二つの繪」
...黄脚鴫(きあししぎ)もや裏(うら)ぎりて...
薄田淳介 「白羊宮」
...別役(べっちゃく)の姉上が来て西の上(あが)り端(はな)で話していたら要太郎が台所の方から自分を呼んで裏へ鴫(しぎ)を取りに行かぬかと云う...
寺田寅彦 「鴫つき」
...鴫はやっぱり見えぬらしい...
寺田寅彦 「鴫つき」
...綺麗な鴫だ...
寺田寅彦 「鴫つき」
...それが「鴫突き」の名人だというので...
寺田寅彦 「鴫突き」
...どこかでまたこの「鴫突き」の古いスポーツが新しい時代の色彩を帯びて甦生(そせい)するようなことがないとも云われないであろう...
寺田寅彦 「鴫突き」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
......
野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
...田にゐる鳥は首の長い鳥だ首の長い鳥はなんと言ふ鳥だ鷺の鳥ならば首の長い筈だ鴫の鳥ならば首の長い筈だ...
野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
...「雉(キギシ)」「我妹(ワギモ)」「剣(ツルギ)」「鴫(シギ)」「陽火(カギロヒ)」「漕ぎ」「凪(ナ)ぎ」「継ぎ」「仰ぎ」などの「ぎ」には(甲)類に属する文字を用い...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...鴫立沢をあとに、名物のさざれ石を売っている店の前を真っすぐに、街道筋を五、六丁ゆくと、左手に寄席があった...
正岡容 「寄席」
...その肉を喰ふて見たらば鴫(しぎ)のやうな味がしてそれで余り旨(うま)くなかつたが...
正岡子規 「病牀六尺」
...家を出る時鴫居(しきい)をまたがぬ前に三遍唱うれば蛇に逢わぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...鴫野(しぎの)へくると周馬は茶店で一服した...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...鴫は、ほどなく、その枯葉の中の隠れ家を出て、舞い上がって来るだろう...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
便利!手書き漢字入力検索