...鴛鴦(をしどり)胡粉(ごふん)の雪の積つた柳...
芥川龍之介 「動物園」
...鴛鴦(をしどり)がする/\と白銀(しろがね)を流(なが)して浮(うか)ぶ...
泉鏡太郎 「畫の裡」
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内田魯庵 「八犬伝談余」
...鴛鴦(おしどり)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...鴎(かもめ)や鴛鴦(おし)やそのほかさまざまの水鳥のいる前のロハ台にかれはまた腰をおろした...
田山花袋 「田舎教師」
...或る時は鴛鴦(えんおう)の如く押し並んで...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...渝(かは)らぬ契(ちぎ)りの誰(た)れなれや千年(せんねん)の松風(しようふう)颯々(さつ/\)として血汐(ちしほ)は殘(のこ)らぬ草葉(くさば)の緑(みどり)と枯(か)れわたる霜(しも)の色(いろ)かなしく照(て)らし出(い)だす月(つき)一片(いつぺん)何(なん)の恨(うら)みや吊(とぶら)ふらん此處(こゝ)鴛鴦(ゑんあう)の塚(つか)の上(うへ)に...
樋口一葉 「別れ霜」
...いよいよ一行が上陸すべき鴛泊(おしどまり)の港に投錨した...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...これが鴛泊の町から...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...鴛泊に帰着されたのは...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...こうなってはとても鴛泊まで行かれそうもないから...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
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正岡子規 「俳人蕪村」
...その他鴛鴦石や虎渓石...
室生犀星 「庭をつくる人」
...鴛鴦(えんおう)の牀(しょう)に横たえていたので...
吉川英治 「三国志」
...もっとも難かしい鴛鴦拐(えんおうかい)の一ト手と見たが」「さすが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鴛鴦楼(えんおうろう)の灯は歓宴(かんえん)のさざめきに星空の更(ふ)くるを忘れ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鴛鴦(えんおう)(おしどり)の池のさざなみ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...片鴛鴦(かたおし)のように...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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