例文・使い方一覧でみる「鴈」の意味

...鴈鍋（がんなべ）... 鴈鍋の読み方
泉鏡太郎「麻を刈る」

...河鴈を岐佐理持（きさりもち）二二とし... 河鴈を岐佐理持二二としの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...鴈（かり）の腹と翼の裏を描（か）いて居（を）つたといふので名高かつた... 鴈の腹と翼の裏を描いて居つたといふので名高かつたの読み方
薄田泣菫「茶話」

...その後（あと）で鴈治郎は一ぱし物識（ものしり）らしい顔をして... その後で鴈治郎は一ぱし物識らしい顔をしての読み方
薄田泣菫「茶話」

...先方（むかふ）がそない言うてるのんやと――」鴈治郎の顔は見る／＼相好（さうがう）が崩れた... 先方がそない言うてるのんやと――」鴈治郎の顔は見る／＼相好が崩れたの読み方
薄田泣菫「茶話」

...... の読み方
高浜虚子「俳句への道」

...幼少の頃父に連れられて興行毎に鴈治郎（がんじろう）を見に行った自分の身に引き比べなどして... 幼少の頃父に連れられて興行毎に鴈治郎を見に行った自分の身に引き比べなどしての読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...仁左衛門（にざえもん）や鴈治郎（がんじろう）の技巧を賞美したり... 仁左衛門や鴈治郎の技巧を賞美したりの読み方
谷崎潤一郎「秘密」

...鴈治郎（がんじろう）一座の新富座（しんとみざ）の噂（うわさ）をしており... 鴈治郎一座の新富座の噂をしておりの読み方
徳田秋声「縮図」

...当時の劇界いまだ鴈治郎（がんじろう）を知らず「紙治」はいと珍しきものなりしが如し... 当時の劇界いまだ鴈治郎を知らず「紙治」はいと珍しきものなりしが如しの読み方
永井荷風「書かでもの記」

...... の読み方
永井荷風「書かでもの記」

...ありし日の鴈次郎が扮した上方の生世話物の舞台をしづかにおもひ返さう...
正岡容「大正東京錦絵」

...たちまち鴈の眼に入ってこれを仆（たお）し... たちまち鴈の眼に入ってこれを仆しの読み方
南方熊楠「十二支考」

...爺屋根より堕つるを鴈が落ると心得... 爺屋根より堕つるを鴈が落ると心得の読み方
南方熊楠「十二支考」

...これなど精力絶倫の鴈に別れたからあのつやをとり戻したかと思へた...
三宅周太郎「中村梅玉論」

...勿論鴈治郎はゐる筈はない... 勿論鴈治郎はゐる筈はないの読み方
三宅周太郎「中村梅玉論」

...これは鴈に可愛がられすぎない健康のおかげ... これは鴈に可愛がられすぎない健康のおかげの読み方
三宅周太郎「中村梅玉論」

...そして鴈治郎は出なかつた時だから面白い... そして鴈治郎は出なかつた時だから面白いの読み方
三宅周太郎「中村梅玉論」

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