...鳩尾(ありぼそ)や...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...二時間も前から鳩尾(みぞおち)の所に重ねて...
石川啄木 「病院の窓」
...鳩尾(みずおち)を辷(すべ)り退(の)いて...
泉鏡花 「悪獣篇」
...一つくぐって鳩尾(みずおち)から膝(ひざ)のあたりへずり下った...
泉鏡花 「悪獣篇」
...小箱を包んだのを乳の下鳩尾へ首から釣した...
泉鏡花 「遺稿」
...脊筋と鳩尾(みずおち)へ噛合(かみあ)いましても...
泉鏡花 「海神別荘」
...僕ハ鳩尾(みぞおち)ノ辺ガピクント凹(へこ)ンダヨウナ気ガシタガ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...彼は自分の鳩尾(みぞおち)の当りにぐぐぐと気味悪い音がするのをきいたように思えた...
豊島与志雄 「過渡人」
...或時の彼は細君の鳩尾(みぞおち)へ茶碗(ちゃわん)の糸底を宛(あて)がって...
夏目漱石 「道草」
...鳩尾(みぞおち)が引き締められるやうな...
南部修太郎 「猫又先生」
...鳩尾(みづおち)から腹部への...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...水などは少しも呑んで居ないらしいほのかな窪みをもつた鳩尾(みづおち)のあたり――後ろへ廻つて背中をざつと見て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まっこうに鳩尾(みぞおち)のあたりをやられて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...鳩尾(みぞおち)に...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...一足退(さが)って新九郎の鳩尾(みずおち)を狙ったが...
吉川英治 「剣難女難」
...急に鳩尾(みぞおち)のあたりへそれが衝(つ)きあげてくる...
吉川英治 「三国志」
...相手の鳩尾(みずおち)へ体当りを与えたかと思うと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鳩尾(みぞおち)のあたりが痛むほど...
吉川英治 「源頼朝」
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