...北越雪譜中巻 終北越雪譜二編 巻三越後塩沢鈴木牧之 編選江戸京山人百樹 増修○鳥追櫓(とりおひやぐら)農家(のうか)市中(しちゆう)正月の行事(ぎやうじ)に鳥追(とりおひ)といふ事あり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...江戸の鳥追(とりおひ)といふは非人(ひにん)の婦女(ふぢよ)音曲(おんきよく)するを女太夫とて木綿(もめん)の衣服(いふく)をうつくしく着(き)なし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...此鳥追櫓(とりおひやぐら)宿内(しゆくない)にいくつとなく作(つく)り党(とう)をなしてあそぶ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...久堅町(ひさかたまち)から編笠(あみがさ)を冠(かぶ)って出て来る鳥追(とりおい)の三味線を何処に聞こうか...
永井荷風 「伝通院」
...狩猟家、鳥追い、カーストを破るもの、犯罪人、それとともに不治のもの、を治療してはいけない...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
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野口雨情 「未刊童謡」
...鳥追いおこよと夫婦になって命までも失ったというのも...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...昨夜一晩で書きあげた鳥追い女と云う原稿が金に替るとは思われなくなってくる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...鳥追ふことも忘れ...
正岡子規 「花枕」
...立去りもかねている見物の百姓達)鳥追 ……まあねえ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...(鳥追と馬方が土手の向うへ下って行き...
三好十郎 「斬られの仙太」
...鳥追と馬方だけが道の端に残って下を覗いて見ている...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...もっと子どもが大悦(おおよろこ)びで引きうけた役目は鳥追(とりお)いで...
柳田国男 「こども風土記」
...そうして男の子の鳥追いやもぐら打ちと同様に単なる遊戯という以上に...
柳田国男 「こども風土記」
...それから十五日を中心とした色々の儀式、例えば胡桃焼の年占でも、蛭の口焼、蚊の口焼、鳥追ムグラ打、なるかならぬかなろうと申しますに至るまで、何人が行うも随意というものは一つもなかつた...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...正月十五日の早朝に鳥追いの次に唱える...
柳田国男 「年中行事覚書」
...鳥追いと称して野らに出て大声にわめき...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...小正月の田植・鳥追いといろいろの物忌...
柳田国男 「雪国の春」
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