...椹野川に沿うて一筋に下つてゆく、潮水に泡がういて流れる、秋の泡とでもいはうか、堤防には月草、撫子が咲き残つてゐる、野菊(嫁菜ではない)がそここゝに咲いてゐる、砂ほこりが足にざら/\して何だか物淋しい、やたらに歩いて入川の石橋に出た、海は見えないけれど、今日は立干をやつてるさうで、鰡が上つてくる、それを網打つべく二三人の漁夫が橋の上で待つてゐる、見物人が多い、私の(マヽ)その一人となつて暫らく見物した、そして労れたので、そこからひきかへした、名田島の中央を横ぎつて、駅の南方をまはつて帰庵したのは夕方だつた、それから水を貰ふやら、粥を煮るやら、お菜をこしらへるやらするうちに、すつかり暮れてしまつた...
種田山頭火 「其中日記」
...鰡八大尽というのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...鰡八大尽の使者の足許へ落ちました...
中里介山 「大菩薩峠」
...何かにつけてごまかそうとしている時に、またしても、「鰡八、鰡八」と破鐘(われがね)のような大きな声で、続けざまに呼び立てる声がします...
中里介山 「大菩薩峠」
...鰡八、鰡八と、事もなげに自分を呼び捨てる怪物が外にあると思えば、よい心持はしないらしくあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...鰡八は、道庵風情を相手に喧嘩をすることを大人げないと思っていますけれども、あんまり無茶なことをするものだから腹に据えかねて、いくらかかってもよいから、道庵を退治するように出入りの者に内命を下しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...さすがに鰡八大尽のすることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...鰡八の御機嫌も斜めではないし...
中里介山 「大菩薩峠」
...ことにこのごろは鰡八大尽(ぼらはちだいじん)と楯を突き合っている時でもあるし...
中里介山 「大菩薩峠」
...鰡八の方は、ほとんど無限の金力を持っているのだから、ややもすれば圧倒され気味であることは、道庵にとって非常に同情をせねばならぬことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...それとは知らず鰡八大尽(ぼらはちだいじん)のこの御殿の上で...
中里介山 「大菩薩峠」
...道庵はこのごろ鰡八を相手に騒いでいるけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...道庵が鰡八に楯をつくのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして鰡八という奴の面(つら)は...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友が心で願っている鰡八が...
中里介山 「大菩薩峠」
...洋行に出かけた鰡八大尽(ぼらはちだいじん)がいつ帰って来ないものともわかりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...7僕の父は鰡が生長して膃肭臍になると信じてゐる...
新美南吉 「海から歸る日」
...僕は此の頃鰡=おつとせいの信仰に...
新美南吉 「海から歸る日」
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