...そこに架(か)けたる手摺(てすり)なき長い橋を渡ると鰍沢(かじかざわ)の町だ...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...淡く煙りの立つあたりは鰍沢だと人夫は指す...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...鰍沢から歩むこと三時間半...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...または今度の旅でも鰍沢の近くで...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...鰍沢に向うのである...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...東京を鰍沢の少し大きい位いに思っているのかもしれぬ...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...堤の尽くるところに橋がある、鰍沢の入口で、ここにまた柳を写生した...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...一昨日(おととい)からこの先の鰍沢(かじかざわ)さいって...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...鰍沢(かじかざわ)から岩淵まで十八里の間...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから身延鰍沢(みのぶかじかざわ)...
中里介山 「大菩薩峠」
...兵馬はお君のために道を枉(ま)げて鰍沢まで来て宿を取りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...暫らく鰍沢の町に逗留することになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...鰍沢(かじかざわ)において私は一行と別れ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...鰍沢(かじかざわ)からくだる筏乗(いかだの)りのふうをよそおい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...山峡(やまかい)のあいだに見える屋根は鰍沢(かじかざわ)の町だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...鰍沢(かじかざわ)の町で...
吉川英治 「新書太閤記」
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