例文・使い方一覧でみる「鯒」の意味
スポンサーリンク...秋の沙魚（はぜ）釣に、沙魚船を呼ぶはまだしも、突船（つきぶね）けた船の、鰈（かれい）、鯒（こち）、蟹（かに）も択ぶ処なく、鯉釣に出でゝ鰻（うなぎ）を買ひ、小鱸（せいご）釣に手長蝦（てながえび）を買ひて帰るをも、敢てしたりし... 
石井研堂 「釣好隠居の懺悔」
...鱚（きす）、魴（ほうぼう）、鯒（こち）、身魚（あいなめ）、目張魚（めばる）、藻魚（もうお）、合せて七百籠（かご）...
泉鏡花 「海神別荘」
...鱚、魴、鯒、あいなめ、目ばる、藻魚の類合せて七百籠...
泉鏡花 「海神別荘」
...鯒（こち）ならば洗いにでも出来まする...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...それから鯒は洗いが好いな...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...鯒（こち）がピチピチ跳ねていたり...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...見ごとな鯒（こち）がその中に跳ねてゐた...
若山牧水 「梅雨紀行」
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