...鯉のぼりのへんぽん...
種田山頭火 「其中日記」
...追加一句・勝つてまぶしく空へ呼吸してゐる・誰も来てはくれないほほけたんぽぽ・爆音はとほくかすんで飛行機・ふるさとの学校のからたちの花・ここに舫うておしめを干して初夏の風・晴れて帆柱の小さな鯉のぼり・暮れてなほ何かたたく音が...
種田山頭火 「其中日記」
...其の短い生涯のうちにも數々の實を結んだ『愛國切手』や『國際友好鯉のぼりの會』や其の他の事蹟の精神に反映したものではあるまいか...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...(前項照子の思ひ出參照)國際友好鯉のぼりの會鯉幟の贈呈を初めてから二年...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...英一の死後六ヶ月目の昭和九年三月十七日に東京で國際友好鯉のぼりの會が組織され...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...鯉のぼりのようなのぼせかただ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...高いマストの上に青地に白く星を抜いた赤縞入りの旗が鯉のぼりのような派手な色でゆらゆら揺れ...
久生十蘭 「だいこん」
...僕は捕虫網を五月の鯉のぼりのやうに軽く打ち振ると...
牧野信一 「サンニー・サイド・ハウス」
...あなたは鯉のぼり持っていらしたこと? きっとおさとのお母さんがうぶぎと鯉のぼりはお祝いになるのでしょうから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この頃は余り鯉のぼりはありませんが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...太郎の鯉のぼりは風にへんぽんと舞っていることでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...アノ鯉のぼりが象徴している不可思議な...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
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