...――云わば河岸の鮪(まぐろ)の鮨(すし)と...
芥川龍之介 「魚河岸」
...その外(ほか)に鮨屋(すしや)の与平(よへい)...
芥川龍之介 「本所両国」
...鮨(すし)の餞別(せんべつ)9・5(夕)「受くる者よりも...
薄田泣菫 「茶話」
...鮨そのものは昔の両国の与兵衛鮨とは趣を異にしていた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...鯖鮨(さばずし)をお上りになった云うことでございます」「何処(どこ)で食べたん」「発病なさった日の夕方...
谷崎潤一郎 「細雪」
...台の物とかいって大きな皿に少しばかり鮨(すし)を入れて持って来るのも異様に感じられた...
田山花袋 「田舎教師」
...実にごたごたとよく色々のことが鮨詰(すしづめ)になっている...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...鮨詰(すしづめ)に押し込まれている...
徳永直 「戦争雑記」
...やがて彼女が鮨の皿と銚子と豌豆豆の小皿とを運んできても...
豊島与志雄 「悪夢」
...お鮨でもと言って茶の間に呼ばれても...
豊島与志雄 「化生のもの」
...その鮨に母はひっかかりました...
豊島与志雄 「落雷のあと」
...すなわちK鮨へ行ってから...
中谷宇吉郎 「塩の風趣」
...そういう名代の鮨屋が念入りに握って...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...鮨の上にのっかっている鮪や穴子を上剥ぎして酒の肴の代わりにした...
正岡容 「寄席」
...握り鮨の三つか四つ摘んでおくと事足りた)...
正岡容 「わが寄席青春録」
...「もつてけえつて鮨桶を...
三木竹二 「いがみの権太」
...それは茶碗鮨といって非常に美味(うま)いものだ...
村井弦斎 「食道楽」
...川筋によって鮨に適する鮎と外の料理に適する鮎と品が違う事は本文の方に委(くわ)しく出(だし)ております...
村井弦斎 「食道楽」
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