...伝(つて)を求めて権門貴戚(きせき)に伺候するは魯(おろ)か...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...魯氏(ろし)が神銭論(しんせんろん)に尽(つく)したれば今さらいふべくもあらず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...また荷物の一番底から黄魯直(くわうろちよく)が草書でかいた扇面を一つ取り出した...
薄田泣菫 「茶話」
...大魯も蕪村門下の高足であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...これは墨夷と魯戎の間に默契があるにちがひないから...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...昌造が魯艦との間に桂小五郎や五代友厚などの通辯をしたのもこのときだと...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「昨十四日豆州戸田村到着仕候處――魯西亞使節私共着之趣承り急き面會仕度段...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...(4)毛詩魯頌に云く頌僖公也...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...それに反抗して公山不狃(こうざんふちゅう)という者が費人を率い魯の都を襲うた...
中島敦 「弟子」
...魯兵直ちにインドを掠奪すること疑なしと...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...魯等の諸国に通ぜしより...
福沢諭吉 「慶応義塾の記」
...この幼年時の京山や魯文...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...そこには一たび假名垣魯文(かながきろぶん)のタンペラマンを經由して寫された壽阿彌の滑稽(こつけい)の一面のみが現れてゐた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...これにて魯西亞より歸り來んまでの費(つひえ)をば支へつべし...
森鴎外 「舞姫」
...魯粛、孔明も馬を早めて南屏山にいたり、地形を見さだめて、工事の督励にかかる...
吉川英治 「三国志」
...彼にいわれた魯粛は...
吉川英治 「三国志」
...よく張魯が軍勢を退けてご覧にいれる...
吉川英治 「三国志」
...――以後の魯智深の境遇に...
吉川英治 「新・水滸伝」
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