...唯魯の霊光の巍然として独り存するのみならずと...
芥川龍之介 「僻見」
...華車(きやしや)な撫肩(なでがた)にひつかけた格魯謨色(クロオムいろ)の輕い塵除(ちりよけ)のやうな亞麻色(あまいろ)の牡(を)よりも強い牝(め)と見える...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...沖にゐる魯艦は至つて平穩だつたと大阪城代の記録が誌してゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...(成二年)魯於是乎始※)魏絳於是乎始有金石之樂...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...――何となく魯鈍(ろどん)そうに見えるうちにも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...宣王すなわち斉とともに魯を攻めた...
南方熊楠 「十二支考」
...魯直(ろちよく)は岡西玄亭である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...郵便切手は普魯西(プロシヤ)のものにて...
森鴎外 「舞姫」
...この魯粛はともあれ...
吉川英治 「三国志」
...誰に仕えますか」「もちろん魏の曹操さ」もし曹操のもとへ彼に奔(はし)って行かれてはたまらないと魯粛は思っていた...
吉川英治 「三国志」
...張魯(ちょうろ)も蜀を狙う狼...
吉川英治 「三国志」
...魯粛の備えておいた...
吉川英治 「三国志」
...まず張魯(ちょうろ)を討つとするか」「あそこを取れば蜀の兵は...
吉川英治 「三国志」
...「呉の功臣魯粛(ろしゅく)が...
吉川英治 「三国志」
...また娘御はお幾ツだえ」魯提轄(ろていかつ)は涙もろい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やはり恩人の魯達さまでございましたな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...魯智深て野郎のほうへ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そっちの身の上も聞きたいし……」魯智深は先に歩きだした...
吉川英治 「新・水滸伝」
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