...先刻の魚住千枝子とのなごやからしい対話との対照が余りに甚しかったので...
豊島与志雄 「塩花」
...魚住千枝子は困った立場にいた...
豊島与志雄 「波多野邸」
...魚住千枝子は、暴風雨の用意にというほどではなく、ただなんとなくそこらを見廻る気持ちで、文化研究所の方へ行ってみた...
豊島与志雄 「波多野邸」
...魚住千枝子を席に侍らして...
豊島与志雄 「波多野邸」
...――魚住千枝子のことだった...
豊島与志雄 「波多野邸」
...魚住千枝子が先にたち...
豊島与志雄 「非情の愛」
...そこには魚住ひとりしかゐなかつた...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...そつと魚住の動作を窺つてゐた...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...魚住がその試驗を前にして...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...そこには魚住ひとりしかいなかった...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...戻って来たらしい』『熊楠か』魚住十介を初め...
吉川英治 「篝火の女」
...魚住十介たちは、ゾッとした気持に襲われながら、(気をつけろ、機嫌がわるいぞ)と、囁(ささや)き合った...
吉川英治 「篝火の女」
...一族の魚住景賢(うおずみかげかた)と朝倉景雅(あさくらかげまさ)のふたりが迫って...
吉川英治 「新書太閤記」
...魚住勝七、小河(おがわ)愛平、金森義入(ぎにゅう)、狩野(かの)又九郎、武田喜太郎、柏原(かしわばら)兄弟、今川孫二郎なども終始主君のそばから離れずに斬りふせいでいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...安倍君と同じ組には魚住影雄...
和辻哲郎 「漱石の人物」
...魚住君は、自分が興味を起してゐれば共にゐる相手もまたその興味を共に持つことを要求する人であつたので、自然さういふ態度になつたのだと思ふが、さういふ風に当人が興味を以て話すと、その興味は非常に伝染し易い...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
...恐らく魚住君自身が関野先生の心に渦巻いてゐる興味に感染してゐたのであらう...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
...従つて魚住君から関野先生の講義のノートを借りて読んだりなどした時から...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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