...(後段参照)魚住氏はさらに同じ誤謬(ごびゅう)から...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...魚住氏はこの一見収攬(しゅうらん)しがたき混乱の状態に対して...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...」彼は魚住千枝子のことを考えていたのである...
豊島与志雄 「塩花」
...魚住千枝子には楽しみだった...
豊島与志雄 「波多野邸」
...――魚住千枝子のことだった...
豊島与志雄 「波多野邸」
...魚住はもはや私を空氣を見るやうにしか見なかつた...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...それは魚住(うおずみ)と云う上級生であった...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...そこには魚住ひとりしかいなかった...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...魚住がその試験を前にして...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...あの辺に魚住という地名があったと思う...
柳田国男 「故郷七十年」
...軍夫頭の魚住十介(うおずみじゅうすけ)が...
吉川英治 「篝火の女」
...『なんだ?』と振向いて――『貴様は、筏(いかだ)方の丑蔵じゃないか』『へい』『何か用か』『ちょっと、お顔を拝借したいんで』『俺に?』と、魚住十介は、そこから出て来た...
吉川英治 「篝火の女」
...先陣をやるのはあの手だな』魚住十介が呟いて見送っていると...
吉川英治 「篝火の女」
...戻って来たらしい』『熊楠か』魚住十介を初め...
吉川英治 「篝火の女」
...魚住十介は、水柄杓(みずびしゃく)へ一掬(すく)い汲んで渡しながら、『八雲は、捕まりましたか』『ばかを申せ』と、怖しく不機嫌で――『八雲がこの舟橋をこえたのは、すでによほど前ではないか...
吉川英治 「篝火の女」
...一族の魚住景賢(うおずみかげかた)と朝倉景雅(あさくらかげまさ)のふたりが迫って...
吉川英治 「新書太閤記」
...魚住勝七、小河(おがわ)愛平、金森義入(ぎにゅう)、狩野(かの)又九郎、武田喜太郎、柏原(かしわばら)兄弟、今川孫二郎なども終始主君のそばから離れずに斬りふせいでいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...その学年の終りに魚住君のノートを借りて読んだばかりでなく...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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