...彼女は本当に魔性の女性で、男性を惹きつける力がある...
...その魅惑的な声色には、魔性のような魅力があった...
...彼は魔性のように見えるが、実は意外と純粋な人だ...
...あなたが私に見せる魔性的な魅力には本当にやられそう...
...魔性的な魅力で彼女を引き寄せる術を知りたい...
...この馬には魔性がひそんでおり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...いろいろな魔性(ましょう)が現れて...
芥川龍之介 「杜子春」
...魔性の悪戯(いたずら)に違いありません...
芥川龍之介 「杜子春」
...まともな人間の住んでいられるところじゃない」魔性の者? 横で聞き耳を欹(そばだ)てていた春部は...
海野十三 「千早館の迷路」
...魔性(ましょう)のものが住んでいて...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...魔性(ましやう)の蜘蛛(くも)の糸(い)にまかれ白縫姫(しらぬひひめ)と添臥(そひぶ)しの風は白帆(しらほ)の夢をのせいつかうとうとねたさうな...
竹久夢二 「どんたく」
...このごろこれら魔性(ましょう)怪性(けしょう)のものを憎むことしきり...
太宰治 「喝采」
...どこかに凄(すご)い魔性のものはいないか...
太宰治 「新釈諸国噺」
...妖怪変化か魔性のものとはききずてならぬ一言! 里! 主人なり主人の母の悪口雑言(あっこうぞうごん)をみだりにいたせば...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...魔性(ましょう)のほかに...
中里介山 「大菩薩峠」
...泡んぶくにもお気の毒だ! こういう魔性(ましょう)が心の中に頭をもたげると...
中里介山 「大菩薩峠」
...魔性の者でなきや宜いが――」平次はそんな事まで氣を廻して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...相手は変化玄妙(へんげげんみょう)の魔性...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...なにか魔性の生物でも見るようで不気味だった...
久生十蘭 「南極記」
...松葉は十二階下あたりの魔性の女で...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...さながらに死人の心臓を取って喰うという魔性の者のような物々しさ……又は籔(やぶ)の中に潜んでいる黒蝶の仔虫(さなぎ)を何万倍かに拡大したような無気味さ……のみならず...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...……ああいう魔性(ましょう)な事をして欣(よろこ)ぶのは...
吉川英治 「源頼朝」
...魔性(ましょう)の猫族(びょうぞく)でなくて何であろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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