...様式だけは北魏に則(のっと)って造られているが...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...「魏(ぎ)の曹操(そうそう)のことだが...
吉川英治 「黒田如水」
...曹操のために殺された魏の水軍司令...
吉川英治 「三国志」
...誰に仕えますか」「もちろん魏の曹操さ」もし曹操のもとへ彼に奔(はし)って行かれてはたまらないと魯粛は思っていた...
吉川英治 「三国志」
...魏王の位に進まれたら...
吉川英治 「三国志」
...彼の気をくじくならば魏の雑兵何万をころすよりも...
吉川英治 「三国志」
...いま宇内(うだい)二分して、呉は南に覇をとなえ、魏は北に雄飛し、また君のご威徳によって、西蜀漢中の分野ここに定まるとはいえ、なお前途の大統一を思う同気の輩(ともがら)は、我が君が、あまりに世間の誹(そし)りを気にかけて、いわゆる謙譲の美徳のみを唯一の道としておいでになると、ついには君の大器を疑い、三軍の心、ために変ずるの憂いがないとはいえません...
吉川英治 「三国志」
...ひとり魏一国だけでなく...
吉川英治 「三国志」
...孔明はまず魏延(ぎえん)と趙雲(ちょううん)の兵に命じて城下へ迫らせ...
吉川英治 「三国志」
...魏や呉などの中原(ちゅうげん)を擁する二国家とは較(くら)ぶべくもない貧弱さである...
吉川英治 「三国志」
...「おまえ達は、どこの百姓だ」「冀城の民でございます」「なぜ避難するのか」「でも、県城を守っていた姜維は、蜀に降伏してしまい、蜀の魏延の兵は、村々に火を放って、掠奪するし、乱暴はやるしで、土地にいたくもいられません」五もとより夏侯楙は蜀につく気は毛頭ない...
吉川英治 「三国志」
...魏軍の門旗は揺れうごいた...
吉川英治 「三国志」
...魏軍は喊声鼓雷(かんせいこらい)のみあげて...
吉川英治 「三国志」
...この一角に魏が大敗を招いたので...
吉川英治 「三国志」
...味方の足溜(だま)りとなせ」すなわち魏延に攻撃の命を下し...
吉川英治 「三国志」
...また、呉が率先挺身(そっせんていしん)しなければ、条約に違(たが)うという理由はありませんから、攻めんといい、攻めるぞとみせ、実は軍備ばかりしていて、容易にうごかず、蜀の戦いと、魏の防ぎを、睨み合わせて、ひたすら機を測っているものにちがいありません...
吉川英治 「三国志」
...すでにそのとき魏勢は完全に出る道を失っていたのである...
吉川英治 「三国志」
...大量の兵糧が魏から蜀へ贈り物にされて来よう」と...
吉川英治 「三国志」
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