例文・使い方一覧でみる「魎」の意味


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...しかもそれが父の死を知ったばかりの悲しみの中にあるべき身でありながら――園はさながら魍(もうりょう)の巣の中を喘ぎ喘ぎ歩いていくもののように歩いた...   しかもそれが父の死を知ったばかりの悲しみの中にあるべき身でありながら――園はさながら魍魎の巣の中を喘ぎ喘ぎ歩いていくもののように歩いたの読み方
有島武郎 「星座」

...ありとあらゆる魑魅魍(ちみもうりょう)が...   ありとあらゆる魑魅魍魎がの読み方
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」

...山の魑魅魍のあやかしであろうか...   山の魑魅魍魎のあやかしであろうかの読み方
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」

...幻想の魑魅魍が目まぐるしく跳梁(ちょうりょう)するのだ...   幻想の魑魅魍魎が目まぐるしく跳梁するのだの読み方
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」

...森全体がめしいたる魑魅魍(ちみもうりょう)に充(み)ち満ちているが如(ごと)くにも...   森全体がめしいたる魑魅魍魎に充ち満ちているが如くにもの読み方
江戸川乱歩 「火星の運河」

...何やら魍(あやかし)が...   何やら魍魎がの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...魑魅魍(ちみもうりょう)も影を潜め...   魑魅魍魎も影を潜めの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...魑魅魍(ちみもうりよう)の大群に取り圍まれて魘されてゐる...   魑魅魍魎の大群に取り圍まれて魘されてゐるの読み方
萩原朔太郎 「夢」

...夢の中で魑魅魍に取り圍まれ...   夢の中で魑魅魍魎に取り圍まれの読み方
萩原朔太郎 「夢」

...これはさながら魑魅魍(ちみもうりょう)の大懇親会...   これはさながら魑魅魍魎の大懇親会の読み方
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」

...さながら空気中のアルゴンの如くに無慮無数の魑魅魍がほしいままに跳梁跋扈しているように感じられてならぬと嗟歎したが...   さながら空気中のアルゴンの如くに無慮無数の魑魅魍魎がほしいままに跳梁跋扈しているように感じられてならぬと嗟歎したがの読み方
久生十蘭 「魔都」

...さながら陰惨な地底の水蒸気につつまれた奇怪な魑魅魍のつどひかとも思はれるのであつた...   さながら陰惨な地底の水蒸気につつまれた奇怪な魑魅魍魎のつどひかとも思はれるのであつたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...魑魅魍の類ではなく...   魑魅魍魎の類ではなくの読み方
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」

...魑魅魍(ちみもうりょう)が火に焼かれて逃げて行く絵を書いてもらった...   魑魅魍魎が火に焼かれて逃げて行く絵を書いてもらったの読み方
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」

...未明の辻に行迷っている魑魅魍(ちみもうりょう)は...   未明の辻に行迷っている魑魅魍魎はの読み方
山本周五郎 「夜明けの辻」

...魑魅魍(ちみもうりょう)の巣のようにひびく上に...   魑魅魍魎の巣のようにひびく上にの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...あらゆる魑魅魍(ちみもうりょう)をにらみすえて...   あらゆる魑魅魍魎をにらみすえての読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...銘刀は魑魅魍(ちみもうりょう)も払うという...   銘刀は魑魅魍魎も払うというの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「魎」の読みかた

「魎」の書き方・書き順

いろんなフォントで「魎」

「魎」の英語の意味


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