...一種云ひ尽せない魅力のある...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...魅力のある浅黒い艶のある顔...
海野十三 「心臓盗難」
...今までにこれほど恐しい魅力のある眼に出会った事がなかった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「妖影」
...だが非常にハッキリした強い魅力のある推理ではないか...
大阪圭吉 「花束の虫」
...それはまったく魅力のあるものだった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...(一九三四・八)19文芸評論家の意識小林秀雄(以下面倒だから「氏」を省く)は少なくとも私にとっては最も魅力のある文芸批評家である...
戸坂潤 「思想としての文学」
...禁を破るということはかなり魅力のあることでもある...
外村繁 「澪標」
...フォークやナイフを使っていることが気はずかしくなったほど魅力のあるものだったので...
久生十蘭 「ハムレット」
...魅力のある態度で遇してくれたからだった...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...魅力のある筆で敍せられてゐる...
堀辰雄 「ノワイユ伯爵夫人」
...」悟空には王の声が魅力のある音楽よりも甘く響いた...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...確かに名前は極めて魅力のある穀物取引の自由という現制度の善悪と...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...鮮やかな赤い唇が開く毎(た)びに堅そうに細かい歯ならびがはっきりと現われる単純で居て魅力のある運動に半ば心を奪われて居て...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...絶えずチラツク若い心には魅力のあるまぼろしに...
宮本百合子 「グースベリーの熟れる頃」
...どんなに魅力のある美人だって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それなりに魅力のあるふくらみと...
山本周五郎 「風流太平記」
...ちょっと魅力のある顔容(かおだち)で...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...フト眼の底に浮ぶ「明日の夢」!なんとそれは魅力のあるものであろうか――...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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