...しかしこの街角はまた年を取った若者にとっても魅力があるのであった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...併しこの観点の魅力はそれだけで消えてなくなるものではない...
戸坂潤 「読書法」
...彼は魅せられていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いかにも魅力ある口だったので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...と心がハズンだのは秘密そのものの魅惑で...
中里介山 「大菩薩峠」
...秘密な知識と神秘的な術(主として毒を使う)によって、霊的な世界と関係し、魅力と対抗し、魔神から防ぎ、そして怒った神が静かになるように連絡をとる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...その作品も遙かに魅力的である...
野村胡堂 「楽聖物語」
...それは惨憺たる魅惑というか...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...不思議な魅力の持主というものでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...妙に魅力的なものを發散するたちの娘でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かりに「音律魅力のある文」として解説すれば...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...考へてやれないほど特種の魅力だつたに違ひない...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...芥川の影燈籠(かげどうろう)も一つの魅力なり...
林芙美子 「新版 放浪記」
...カトリックとは全く魅力のあるものだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...太陽が知性と記憶をはなはだしく混迷させ魅惑してしまう結果...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...尽きぬ魅力が私の心を誘う...
柳宗悦 「工藝の道」
...もしあの詩がなかつたなら――又山陽の書にもし山陽の詩がなかつたら――今日僕らのもつ魅力は殆ど半減する...
吉川英治 「折々の記」
...必然な魅力がある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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