...彼女の言葉の裏には何か魂胆があるようだ...
...彼の提案には、何か魂胆があるに違いない...
...彼の言葉には、魂胆が感じられない...
...あの人の魂胆が分からないので、心配だ...
...彼女の行動には、魂胆を感じた...
...こう云う魂胆(こんたん)で悪戯(いたずら)にとりかかったのでございます...
芥川龍之介 「竜」
...小ざかしい魂胆があったのさ...
太宰治 「新ハムレット」
...女房なぞは今ではすっかり術(タクト)を心得込んで家賃を負けさせようとの魂胆(こんたん)物凄く...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...深い魂胆があってのことで...
谷崎潤一郎 「鍵」
...啓坊にも何か魂胆があって...
谷崎潤一郎 「細雪」
...何かのダシに遣(つか)おうとの魂胆でなければ何だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...農民おどしの案山子(かかし)に決められたという魂胆なのでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...才覚が出来る前にはそれぞれ魂胆(こんたん)もあれば工面(くめん)もあるじゃありませんか」「そうか...
夏目漱石 「野分」
...持って逃げ出そうという魂胆でしょう」「抛っておくがいい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...フロイドに説明させればこんなものさ」僕はこうした人々の魂胆の醜さが見えすいている...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...半礼装なるものを探させようという魂胆なんですワ...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...メイに結婚を強要させようという魂胆です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...」「強力を用ひても担ぎ出す魂胆で...
牧野信一 「酒盗人」
...魂胆(こんたん)したか...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...別荘へやって下すったのも奥様の魂胆とやら……美男子の亭主をもっていると気苦労なこった...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...こっちにも魂胆(つなの所在を探りだそうという)があるから...
山本周五郎 「風流太平記」
...せっせとやっている魂胆をみても...
吉川英治 「新・水滸伝」
...なんのつもりか?」その魂胆(こんたん)が気になって仕方がない...
吉川英治 「新・水滸伝」
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