...彼女の言葉の裏には何か魂胆があるようだ...
...彼の提案には、何か魂胆があるに違いない...
...彼の言葉には、魂胆が感じられない...
...あの人の魂胆が分からないので、心配だ...
...彼女の行動には、魂胆を感じた...
...なにか魂胆ありげな表情なのです...
梅崎春生 「Sの背中」
...あとで大笑いをさせる魂胆だろうと思った...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...紺(こん)足袋をすらりと脱ぎ捨て白足袋をきちんと履(は)いて水際立(みずぎわだ)ったお使者振りを示そうという魂胆(こんたん)であったが...
太宰治 「佳日」
...のこのこ押入れにはいろう魂胆(こんたん)...
太宰治 「創生記」
...どのような深い魂胆(こんたん)があるのか...
太宰治 「不審庵」
...女房なぞは今ではすっかり術(タクト)を心得込んで家賃を負けさせようとの魂胆(こんたん)物凄く...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...その及ぼすところに魂胆(こんたん)がある」南条はこう言いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...罪を佐兵衛に着せる魂胆だった...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分から乗出させる魂胆と知りながらも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いきなり実力接収と行こうという魂胆...
久生十蘭 「魔都」
...収容所に閉じ込める魂胆だったのでしょう」ババが片手で笑いを隠して言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...メイに結婚を強要させようという魂胆です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...逐電でもしてしまはうといふ魂胆だつたのかも知れないぞ...
牧野信一 「歌へる日まで」
...」「強力を用ひても担ぎ出す魂胆で...
牧野信一 「酒盗人」
...その代りに何の魂胆もなかつた...
牧野信一 「山彦の街」
...賄贈(わいぞう)請託を魂胆(こんたん)とし...
南方熊楠 「十二支考」
...その魂胆のあるところは...
吉川英治 「剣難女難」
...この江漢がすべての魂胆を割ッて申そう」「ウーム」と...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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