...魂と魂との一致によりて堅く結ばれたる夫婦関係は...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...併し生育す可き魂にとつては...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...奧の座敷の美しさ、賓客の貴さに、我魂は奪はれぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...魂が高められたように感じました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「年とったカシワの木のさいごの夢」
...それにだね、王子が、おとうさんやおかあさんのことを忘れてしまうほど、おまえさんを好きになって、心の底から、おまえさんのことばかり思うようになり、牧師さんにたのんで、おまえさんたちふたりの手をにぎらせてもらって、夫婦(ふうふ)にしてもらわなきゃ、死なない魂は、おまえさんの手には、はいりっこないんだよ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...けれども貴女の魂は...
石川三四郎 「蒼馬を見たり」
...おほき靈魂(たましひ)くだりきて...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...彼は其処に我が魂の色を見た...
谷崎潤一郎 「刺青」
...夢魂(むこん)極めて穩かなりき...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...プロレタリアの魂を失わない同志鉄ちゃん――と結びつける機会となった...
戸田豊子 「鋳物工場」
...その穏やかな魂のうちにも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そして芸術の魂を取り戻さなければいけない...
豊島与志雄 「ヒューメーンということに就て」
...魂のない、埃(ほこり)のやうに小さな一匹の虫けらさへが、さうなのだ...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...この煙で濁った小部屋のなかにいる自分の魂に襲いかかっているのを意識するようになった...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...霊魂は弱くなればなるほど...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分を失わない・力の溢れた・推理と熟考ができる・霊魂にかぎって役立つ方法である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...睡眠を霊魂と肉体との虚脱であると考えているのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わななく魂を惑わす術を...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??