...横浜市内にて人魂(ひとだま)の出ずるというについて大騒ぎをしたことがある...
井上円了 「おばけの正体」
...毎夜人魂出ずとの評判高く...
井上円了 「おばけの正体」
...私は小町の負けじ魂の草紙を洗う姿を描くことに思い到ったのは...
上村松園 「謡曲と画題」
...たましいの霊魂(れいこん)か...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...花より花にむれとびて蜜を集むる蜂のごと星より星に光をと飛行く魂を眺めけむ詩人(一)のくしきまぼろしをたれかうつゝに返すらむ...
土井晩翠 「天地有情」
...」私の魂はやつぱり黙つてゐる...
ボードレール 富永太郎訳 「ANY WHERE OUT OF THE WORLD」
...そういうころには、ほとんど一人で恋愛を創(つく)り出すに足りるほどの空想力が、魂から流れだす...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...慈恵団の尼さんみたいな魂をもって生まれたのではない人々が皆いだく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人間の権利の側に、少なくともその横手に、魂の権利がある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その人の靈魂を蝕(むしば)みつくすそんなかりそめの言葉を...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...身死シテ魂孤(こ)ニ骨収メラレズ...
中里介山 「大菩薩峠」
...その面魂(つらだましい)にもその言葉つきにも...
中島敦 「悟浄歎異」
...ドイツ人ヘンデルにはドイツ人に共通の負けじ魂ときかん気がある...
野村胡堂 「楽聖物語」
...かくばかり私は「愛」と「信仰」とに求めあくがるる魂のをさな兒です...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...魂のない操り人形である己れの所置に迷つた...
牧野信一 「鏡地獄」
...あさましくも霊魂の安静をかき乱す暴風のように考えたのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...重治の魂魄(こんぱく)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...仲間で誇る隠密魂もおそらく...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??