...見渡す限り古意鬱勃として...
大町桂月 「白河の關」
...鶴彬の作品鬱勃とダイナマイトがもつ使用(もはまの誤植...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...百年前の鬱勃とした知識慾といふか...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...何か新しく云ひたいことが鬱勃とした所から発生してゐるといふよりも...
中原中也 「近頃芸術の不振を論ず」
...鬱勃とした思ひが謙一の若い心をかりたててゐたのだ...
林芙美子 「就職」
...で蕭然たるうちに物皆萠(も)ゆる生氣は地殼に鬱勃としてゐる...
三島霜川 「解剖室」
...鬱勃と湧いて來る野心を...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...鬱勃として神州に満つ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...遂に鬱勃としてゐた民衆の反抗心が王朝に向つて突激を開始した...
横光利一 「静かなる羅列」
...鬱勃として揺れ出して来ている支那の思想のように...
横光利一 「上海」
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