...鬚(ひげ)の痕(あと)の青い顋(あご)を撫(な)でながら...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...急に鬚だらけの顔を近づけて...
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...顔中の鬚(ひげ)を逆立てながら...
芥川龍之介 「杜子春」
...廣こうぢの石の「トリイトン」に氷の鬚おふるときは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...歯はみがかず鬚は生えっぱなし...
石川欣一 「可愛い山」
...※鬚(あごひげ)から...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...この老人に鏡なしで手さぐりで顔の鬚をらくらくと剃ることを教えたのだ...
太宰治 「もの思う葦」
...その時太閤殿下には、作り鬚(ひげ)、作り眉を遊ばし、鉄漿(かね)をおつけになりまして、美々しき衣裳をお召しなされ、供奉(ぐぶ)の人々も皆々派手を競われて、若々しきいでたちをなされましたので、その行列を拝見しようと、大勢の群集が野にも山にも満ち/\たほどでござりました...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...鬚髯(ひげ)もじゃ/\の彼が風采(ふうさい)と...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...五翌日(あくるひ)の朝種彦は独り下座敷(したざしき)なる竹の濡縁(ぬれえん)に出て顔を洗い食事を済ました後(のち)さえ何を考えるともなく折々毛抜(けぬき)で頤鬚(あごひげ)を抜きながら...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...白鬚(しらひげ)神社から...
野村胡堂 「胡堂百話」
...この鬚は明らかに香水が振ってあり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...払子(ほっす)のような白い長い顎鬚をはやした...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...顎鬚をなでてニヤニヤしてやがるんだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ミチャイ小父!』すると茶いろの顎鬚を生やした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...左手で鬚を剃って...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...銀色の山羊鬚(やぎひげ)の生えた朴訥な風貌だが...
山川方夫 「博士の目」
...切込みだらけの鬚と月代を撫でまわしながら相手と同じくらいに痛み入っている様子……...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
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