例文・使い方一覧でみる「髴」の意味


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...或疑問を髣(はうふつ)した...   或疑問を髣髴したの読み方
芥川龍之介 「戯作三昧」

...髣(はうふつ)と浮んでゐるからだよ...   髣髴と浮んでゐるからだよの読み方
芥川龍之介 「好色」

...しかし我我は同じ言葉に髯の長い西洋人を髣してゐる...   しかし我我は同じ言葉に髯の長い西洋人を髣髴してゐるの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...我我の祖先は「神」と言う言葉に衣冠束帯の人物を髣(ほうふつ)していた...   我我の祖先は「神」と言う言葉に衣冠束帯の人物を髣髴していたの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...大自然の雄々しい裸かな姿を髣させるような瞬間を讃美(さんび)したことに何んの不思議があろう...   大自然の雄々しい裸かな姿を髣髴させるような瞬間を讃美したことに何んの不思議があろうの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...犯罪小説の読者を始終喜ばせる「秘密」「疑惑」の気分に髣(ほうふつ)とした心持で...   犯罪小説の読者を始終喜ばせる「秘密」「疑惑」の気分に髣髴とした心持での読み方
谷崎潤一郎 「秘密」

...髣(はうふつ)として一大奇景の眼下に横(よこたは)れるを見る...   髣髴として一大奇景の眼下に横れるを見るの読み方
田山花袋 「秋の岐蘇路」

...渠(かれ)はその微(かす)かな琴の音(ね)の髣(ほうふつ)をだに得たいと思ってよくこの八幡の高台に登った...   渠はその微かな琴の音の髣髴をだに得たいと思ってよくこの八幡の高台に登ったの読み方
田山花袋 「蒲団」

...不滅の神に髣のまだ年わかきアカマース...   不滅の神に髣髴のまだ年わかきアカマースの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...金糸銀糸に捲き上げし美麗の髮は――髣と 50天女のそれに似たる髮――無慚亂れて血にひたる...   金糸銀糸に捲き上げし美麗の髮は――髣髴と 50天女のそれに似たる髮――無慚亂れて血にひたるの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...首(くび)擡(もちや)げてんの見(み)ちや本當(ほんたう)に厭(や)でねえ」おつたは幾(いく)らいつても竭(つ)きない當時(たうじ)を髣(はうふつ)せしめようとする容子(ようす)でいつた...   首擡げてんの見ちや本當に厭でねえ」おつたは幾らいつても竭きない當時を髣髴せしめようとする容子でいつたの読み方
長塚節 「土」

...奥の全く暗いため何物をも髣(ほうふつ)する事ができなかった...   奥の全く暗いため何物をも髣髴する事ができなかったの読み方
夏目漱石 「行人」

...自然古風な自分の父を眼の前に髣(ほうふつ)した...   自然古風な自分の父を眼の前に髣髴したの読み方
夏目漱石 「道草」

...髣として解るのは...   髣髴として解るのはの読み方
二葉亭四迷 「私は懐疑派だ」

...岩吉を髣させるのであつた...   岩吉を髣髴させるのであつたの読み方
牧野信一 「熱海線私語」

...絶え間もなく相争ふ有様は恰も古代の火論家水論家が剣の間に舌端の火花を飛せて各自の主張を完うしようとした趣きを髣させる概があつた...   絶え間もなく相争ふ有様は恰も古代の火論家水論家が剣の間に舌端の火花を飛せて各自の主張を完うしようとした趣きを髣髴させる概があつたの読み方
牧野信一 「ゾイラス」

...その先生の態度は恰もシナイ山の岩壁に十誡の言葉を彫むモーゼの概を髣させる底の熱度に充ちてゐた...   その先生の態度は恰もシナイ山の岩壁に十誡の言葉を彫むモーゼの概を髣髴させる底の熱度に充ちてゐたの読み方
牧野信一 「文学とは何ぞや」

...髣(ほうふつ)として...   髣髴としての読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「髴」の読みかた

「髴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「髴」


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