...高麗縁(べ)りの少し広い一畳を敷く...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ちゃんと高麗縁(こうらいべり)がしきつめたままだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...はたと他の一疋と高麗縁(こうらいべり)の上で出逢(であ)う...
夏目漱石 「一夜」
...高麗縁(かうらいべり)の青疊の中...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上段の高麗縁(かうらいべり)が見えて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...高麗縁(こうらいべり)の青畳の中...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上段の高麗縁が見えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浪合(なみあい)一 此庭に歌の上(じょう)ずはありと聞く、歌へながらも心はづかし一 おんげんべりこおらいべり、山と花ござ是(こ)の御庭へさらゝすかれ○雲繝縁、高麗縁なり...
柳田国男 「遠野物語」
...怒ったような眼眸が伏目がちに高麗縁の畳の目をみつめている...
山川方夫 「菊」
...旅路にも持ち歩かせているらしい高麗縁(こうらいべり)の半畳(はんだたみ)を土間に敷かせ...
吉川英治 「私本太平記」
...繧繝縁(うんげんべり)や高麗縁(こうらいべり)の畳に目をみはり...
吉川英治 「新書太閤記」
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