...高足駄(たかあしだ)で...
泉鏡太郎 「艶書」
...大魯も蕪村門下の高足であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...高足駄(たかあしだ)を脱ぎ捨て...
太宰治 「火の鳥」
...先ず堅い高足駄(たかあしだ)をはいて泥田の中をこね歩かなければならない事...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...印の傘をさしかざし高足駄の爪皮も今朝よりとはしるき漆(うるし)の色...
樋口一葉 「たけくらべ」
...印(しるし)の傘(かさ)をさしかざし高足駄(たかあしだ)の爪皮(つまかわ)も今朝(けさ)よりとはしるき漆(うるし)の色(いろ)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...このような珍味を食い葡萄酒を飲みながら植物学者ヤコブスの如き高足(こうそく)と談笑することは...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...此本にはフアン・デル・ドムヘエト氏の高足弟子として聞えた支那の民間学者シユツンプジン氏の自筆の書入があるから...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「十三時」
...高足弟子(かうそくていし)の間に誰を師に附けて京都へ遣らうかと云ふ問題が起つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...高足(こうそく)の一人小此木辰太郎(おこのぎたつたろう)は...
森鴎外 「渋江抽斎」
...宥(ゆる)されずにしまった高足弟子(こうそくていし)勝四郎の勘気である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...小侍たちが高足の膳を目八分に持ち...
吉川英治 「江戸三国志」
...禅光房などの高足八名に対して...
吉川英治 「親鸞」
...文献の史証を与えられた故草雲の高足...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...十郎左衛門はさすがに吉岡の高足(こうそく)だけに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...新蔵は小幡門中の高足であり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一夜を剣談に更(ふ)かしたこともある――柳生石舟斎の高足木村助九郎であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...多年自分の側においた門下の四高足...
吉川英治 「宮本武蔵」
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