...はいていた高足駄(げた)が脱げて戸へ当たる...
井上円了 「おばけの正体」
...南岳は応挙の高足源(たかあしげんき)に学んだのだから...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...大魯も蕪村門下の高足であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...先ず堅い高足駄(たかあしだ)をはいて泥田の中をこね歩かなければならない事...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...首座(しゅざ)の方に見ていた同流の高足(こうそく)広沢某(なにがし)が招きますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...裃(かみしも)を着て高足駄を穿いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...積めたら安宅鮓(あたかずし)を十銭奢(おご)ってやるぜ」一本歯の高足駄を穿(は)いた下剃(したぞり)の小僧が「鮓(すし)じゃいやだ...
夏目漱石 「琴のそら音」
...印の傘をさしかざし高足駄(たかあしだ)の爪皮(つまかわ)も今朝(けさ)よりとはしるき漆の色...
樋口一葉 「たけくらべ」
...渋江氏で此年蘭門の高足であつた抽斎全善(かねよし)が五十四歳で歿した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...宥(ゆる)されずにしまった高足弟子(こうそくていし)勝四郎の勘気である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...只圓翁門下の高足...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...しかし、そこを訪れた者は当の法然上人を初め、高足たちが、意外に泰然として、しかもすこしも明慧説を陰で誹謗(ひぼう)するようなこともなく、その信仰にも、毛ほどな揺るぎも見せないことを、むしろ奇異に思うくらいであった...
吉川英治 「親鸞」
...事実――吉水のうちの頼もしげな高足たちの間にすら...
吉川英治 「親鸞」
...禅光房などの高足八名に対して...
吉川英治 「親鸞」
...文献の史証を与えられた故草雲の高足...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...多年自分の側においた門下の四高足...
吉川英治 「宮本武蔵」
...高足一足、腰鼓、振鼓、銅子(どびょうし)、編木(びんざさら)、殖女養女(うえめかいめ)の類、日夜絶ゆることなしとある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...高足一足は散更(サルカウ)だと言われているが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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