...高翔(たかが)くる日(ひ)の羽車(はぐるま)をともなひて...
薄田淳介 「白羊宮」
...一つの高翔せる浪のやうなものである...
萩原朔太郎 「青猫」
...その心に眞の高翔せる詩的情熱をもつ所の...
萩原朔太郎 「青猫」
...すべて心を高翔(こうしょう)させ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...詩と同じき高翔(こうしょう)感や陶酔感やを...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...思慕(エロス)の高翔(こうしょう)感に殉死しようとするところの...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...或る高翔感(こうしょうかん)的な興奮を伴うもので...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...権力感の高翔した詩を作るのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...人間性の地獄から呼びあげてくる真の力強いヒロイックの権力感を高翔(こうしょう)さすのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...高翔(こうしょう)感的なものを感じさせる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...高翔と顛落――「僕の幻想曲だ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神童」
...ただここに蜀の遊軍高翔(こうしょう)と張翼とが...
吉川英治 「三国志」
...ひきつづいて味方の高翔(こうしょう)や魏延(ぎえん)などが...
吉川英治 「三国志」
...列柳城まで出ていた高翔(こうしょう)など...
吉川英治 「三国志」
...高翔軍の側面からの援けもあって...
吉川英治 「三国志」
...善後の処置を図ろう」という高翔の意見にまかせて...
吉川英治 「三国志」
...魏延や高翔は、「この新手と戦うのは自殺するも同じである」となして、急に道をかえて、陽平関へ走り、一まずそこを守っていた...
吉川英治 「三国志」
...蜀の高翔(こうしょう)が率いる輸送隊にぶつかったので...
吉川英治 「三国志」
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