...駅のプラットフォームには高欄が設置されている...
...高速道路に沿って、高欄のある橋が連続して架かっている...
...飛行機のターミナルビルには、高欄があるエレベーターがある...
...高欄の上から見ると、展望が素晴らしい...
...高欄を手すり代わりにして、階段を上った...
...……そこの高欄におしかかりながら...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
......
上田敏 「まちむすめ」
...只今(ただいま)さやうの料理つかまつりてむやなどのたまふを秦(はた)のなにがしとかいふ御随身(みずいじん)高欄のもとちかく候ひけるがうけたまはりて池の汀(みぎわ)なるさゝを少ししきて白きよねを水に洗ひて奉れり...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...高欄の上から廂(ひさし)へかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...見上げるところの三階の亜字の高欄には...
中里介山 「大菩薩峠」
...右足を高欄へかけ...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...右の足を高欄にかけしまませりあがる...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...源氏は振り返って曲がり角(かど)の高欄の所へしばらく中将を引き据(す)えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...高欄に車の柄を引っかけて源氏らは庭にいた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...太鼓までも高欄の所へころがしてきて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...弁や中将も出て来て高欄に背中を押しつけながらまた熱心に器楽の合奏を始めた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...涼しい高欄に背を押しつけたまま黙っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中将は源氏の寝室の前にあたる高欄によりかかって庭をながめていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...櫓(やぐら)の高欄(こうらん)に倚って...
吉川英治 「三国志」
...遠くの高欄(こうらん)をちらと行く侍女やら上(じょうろう)の美しさも...
吉川英治 「私本太平記」
...中ノ坪の高欄ごしに覗かれ...
吉川英治 「私本太平記」
...やがて高欄(こうらん)の簾(す)のうちを見上げて...
吉川英治 「私本太平記」
...表御堂の広縁や客殿の高欄(こうらん)のあたりからは...
吉川英治 「新書太閤記」
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