...誰か園の梅の花ぞも久方の清き月夜にこゝだ散り来るほとゝぎす来啼きどよもす橘の花散る庭を見む人や誰天の川霧たちわたり彦星のかぢの音聞ゆ夜の更け行けば今朝啼きて行きし雁金寒みかもこの野のあさぢ色づきにけるあが宿の秋萩のへに置く露のいちじろしくもあれこひめやも率直なる感情を高朗なる調子でうたう万葉の詩人をなつかしく思う...
高浜虚子 「丸の内」
...天地高朗、日月清明の気候だ...
種田山頭火 「其中日記」
...その後の社長も蘆高朗氏も三菱と縁戚関係があり...
中里介山 「生前身後の事」
...いよいよ同氏の人格の高朗なるを知って...
新渡戸稲造 「自警録」
...高朗(こうろう)なる性情が消えるのである...
新渡戸稲造 「自警録」
...有名な「聴け聴け雲雀(ひばり)」の高朗な名歌曲であった...
野村胡堂 「楽聖物語」
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