...その人が自分のために高教を吝(おし)まない事を希望する...
芥川龍之介 「さまよえる猶太人」
...僕は唯先輩たる斎藤さんの高教に従ったのである...
芥川龍之介 「島木赤彦氏」
...私が思考を誤っているところがあるなら識者の高教を得てさらに是正したい...
伊丹万作 「映画と癩の問題」
...これは偏(ひとへ)に識者の高教を待つ...
岡田武松 「北越雪譜」
...大発明8・12(夕)三高教授の安藤勝(しよう)一郎(らう)氏は人も知る音楽学校の安藤幸子(かうこ)女史の亭主で...
薄田泣菫 「茶話」
...それから四ヶ年の後本年四月二高教授を辭して比較的自由な身となつて居る...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...私は最高教育を受けた者だといったからとて...
新渡戸稲造 「自警録」
...全く同博士の高教に負うのである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...最高教育も受けさせた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...御高教を煩(わずら)わしたく...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...諸君の高教を冀(こいねが)う...
南方熊楠 「十二支考」
...西洋通諸君の高教を俟(ま)つ...
南方熊楠 「十二支考」
...識者の高教を仰ぐ...
南方熊楠 「十二支考」
...一向高教は出なんだ...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...因て丙寅二號五葉裏の上段十三四行で此話は何の經に出て居るか識者の高教をまつと...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...暹羅やトルキスタン邊にそんな話がある事かと識者の高教をまつ次第である...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...……はははは」五玄徳は終始、つつしんで聞いていたが、崔州平(さいしゅうへい)のことばが終ると、「ご高教、まことにかたじけない」と、ふかく謝して、「――時に、今日は思いがけないお教えをうけ、一つの幸いであったが、ただ孔明に会えずに帰ることだけは、何とも残念に心得る...
吉川英治 「三国志」
...高教(おしえ)を垂れよ」とたびたび人の声がするというので...
吉川英治 「三国志」
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