...高徳(かうとく)の聞えは今も口碑(うはさ)にのこれり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...まことに御高徳の感化の力は美事なものでございます...
太宰治 「右大臣実朝」
...その人は果して完全高徳の人物にして...
福沢諭吉 「読倫理教科書」
...ある昔の高徳な人格者のことが述べてある...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...』1)Id. c. x. p. 397, 398.もしすべての人が援助すべき義務を負うかかる最高階級の大人物高徳者ですらかかる窮迫に陥ることがあるのであるならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...校長先生の御高徳を...
夢野久作 「少女地獄」
...一山の高徳天室、宗謙、その他の衆僧が、曹洞最大な法華(ほっけ)をささげて、英魂の冥福をいのるあいだも、義清は、ひとみをあげて、それの壇を仰ぐことができなかった...
吉川英治 「上杉謙信」
...丞相の高徳を慕って降伏にきた次第です...
吉川英治 「三国志」
...そして、共に門外へは出たが、高徳は、郎党わずかを連れたのみで、ここの今木城の兵をひきつれて行く様子はなく、「あとを守れ...
吉川英治 「私本太平記」
...平地では勝目もない」高徳は言った...
吉川英治 「私本太平記」
...それもどうかな?」高徳は...
吉川英治 「私本太平記」
...高徳は初めから知っていた風である...
吉川英治 「私本太平記」
...船坂峠のいただきに兵を伏せていた児島高徳...
吉川英治 「私本太平記」
...高徳がさきに忍んで...
吉川英治 「私本太平記」
...群集の中にまぎれ込んでいた三郎高徳の眼は...
吉川英治 「私本太平記」
...宮方の児島(こじま)三郎高徳(たかのり)なる者がおりまして」「ム...
吉川英治 「私本太平記」
...その高徳についてすこし述べておく要もあろう...
吉川英治 「私本太平記」
...「児島高徳」では...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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