...わずかばかりの贅沢で高価な品物とそれを交換しようとしないならば...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...その乗客の知っているような高価な品物や秘密物を納めたまま(そしてそれらの物について彼の知っていることは少くはなかったのだ)...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...そこには高価な品物や金などが出してあっても...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...一種特別の高価な品であった...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...これは高価な品であると云う講釈をとくと聴かされた贅沢物(ぜいたくもの)である...
夏目漱石 「坑夫」
...珍らしい高価な品を...
野村胡堂 「古銭の謎」
...上等な高価な品ばかりでした...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...さうした高価な品の持主である...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...贅沢(ぜいたく)に凝(こ)って作った高価な品にはかえって活々したものが見つかりません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...小ぶりな茶碗も高価な品のようだし...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...なかなか高価な品を用いている...
山本周五郎 「菊屋敷」
...家具なども思いきって高価な品が多い...
山本周五郎 「竹柏記」
...それぞれ新らしくお買い上げになった高価な品ばかりでした...
山本周五郎 「日本婦道記」
...高価な品ではないが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...さほど高価な品ではないが...
山本周五郎 「柳橋物語」
...唐来の高価な品だそうで...
山本周五郎 「やぶからし」
...尤(もつと)も三四十円のもあるのであらうが兎(と)も角(かく)も高価な品(しな)とされて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...弟のやつがマーシェンカへ贈物にする高価な品々が詰まっているのさ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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