...その胸が高まるような気がしました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...単行本の値段が高まる...
薄田泣菫 「茶話」
...そうして評判は広告と宣伝によって高まるとすれば...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...215ヘクトールなほ心臟の鼓動高まる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...同居人の熱が何より高まるのは...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...周囲の反対が高まるにつれて...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...熱烈な恋愛にまで高まるものではありますまい...
豊島与志雄 「未亡人」
...しかるに怒においては永続することによって一層高次の怒に高まるということがない...
三木清 「人生論ノート」
...もちろん屡々自覺されて學問的に形成されそれ自身一個のイデオロギーの位置に高まることがあるにしても...
三木清 「歴史哲學」
...後(のち)韋紐の名望高まるに及び全く帝釈と分離対抗し風神猴となって韋紐に従う(グベルナチス『動物譚原』二巻九九頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...階級が文化的に高まれば高まる程...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...後悔の念が高まるばかりで...
夢野久作 「衝突心理」
...同時に推進機(スクリュウ)の廻転がブルンブルン高まる...
夢野久作 「焦点を合せる」
...矢代は千鶴子が身動きすると一層高まる酔いに似たものを感じた...
横光利一 「旅愁」
...其等(それら)を一つに融(と)かして音楽のやうに海が高まる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...おお、若い命が高まる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...人気は高まるかとみえたが...
吉川英治 「私本太平記」
...吾れ知らず鼓動が高まるのです...
蘭郁二郎 「足の裏」
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