...彼(か)の時携へし骨無し竿にて...
石井研堂 「釣好隠居の懺悔」
...水母(くらげ)の様な骨無しだったりした...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...小野鵞堂(おのがどう)の書風を更に骨無しにしたような...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...外へ出しては骨無しみたような先生が...
中里介山 「大菩薩峠」
...平常はぐでんぐでんの骨無しみたような先生だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...五十六「世話の焼けた老爺(おやじ)さんだ」がんりきは、骨無し同様な、老爺の腰の抜けっぷりに愛想をつかし、こんな度胸で、火事跡荒しに来るなんて、全くふざけた老爺だと思って、蹴飛ばしてやりたくなったのを、そうもならず、ぜひなく老爺の指さした方を見ると、こんどはがんりきがゾッと立ち尽してしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...色氣だけは一人前で」「何? 骨無し?」「あれは繩脱けの名人ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
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