...それには非常な骨折りをしたものだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...第四とすぐに捕虜の死ものぐるいの骨折りに打ち勝つてしまひます...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...そんなばかばかしい骨折りをしたのであろう...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...先生がどんなにお骨折り下すったかはその書店の主人の口ぶりでも想像がつきました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「最初の印象」
...場合によれば二三年も思ひ切つた骨折りをすれば...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...この場合においてはわたしの骨折りがそれ自身の報酬であったのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...お骨折り願って……いかがでしょう? こちらにもちょっと見当をつけてるところはありますが...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...クリストフはかつて彼に決心する骨折りをかけなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...平助どんの骨折り甲斐だけあらあな...
豊島与志雄 「土地」
...月輪禅定の骨折りによって...
中里介山 「法然行伝」
...「そりゃあさぞたいへんなお骨折りだったでしょうなあ」「そうでしたよ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...ボーヴェエの骨折りで...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...骨折り損のくたびれ儲けだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...あらためて骨折りを包んでやった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...独逸(ドイツ)語の処方箋を読み分ける事からして容易ならぬ骨折りで...
夢野久作 「復讐」
...阿能」「その代り大骨折りでさ...
吉川英治 「大岡越前」
...ぜひお骨折りをと頼んだということゆえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...時間もなにも分らない振子時計の機械的な無駄骨折りにひとしいものである...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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