...こんな日にゃ骨休めだ...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...骨休めも従つて手つ取早く片づくもので無くてはならぬ...
薄田泣菫 「茶話」
...大戸を降ろして久しぶりに骨休めでもしようと...
橘外男 「蒲団」
...休業届を出すかして骨休めをした...
徳田秋声 「縮図」
...めまぐるしいこのごろの湖畔(うみべり)のやりくりの骨休めをすることだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...焙爐を兼次に任せて骨休めながら一寸行つて來ようと思つたのであつたが兼次がいきなり「ツアヽおれ藥貰ひに行つて來べえ」とやつたのでそれでも自分が行くとはいはれぬので澁々と兼次を出してやつた...
長塚節 「芋掘り」
...晩餐(ゆふめし)の支度(したく)に與吉(よきち)を負(お)うて先(さき)へ歸(かへ)るのがおつぎにはせめてもの骨休(ほねやす)めであつた...
長塚節 「土」
...たまの日曜抔は骨休めとか号して一日ぐう/\寐てゐる...
夏目漱石 「それから」
...たまには骨休めをなさいよ...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...骨休みをし度くて歸つたといつてるんだから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たまの骨休めですから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...夫婦で骨休めに温泉などへ出かけるようには成ったが...
宮本百合子 「田舎風なヒューモレスク」
...皆が骨休めのため虹ヶ浜で一日のんびりしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お百姓の骨休め)...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一週一度の骨休めさ...
三好十郎 「地熱」
...ハハハハ、骨休めて、田地のシユーセン歩きかね...
三好十郎 「地熱」
...骨休めするケニ』私はその五円札を一枚持って飛出いて...
夢野久作 「近世快人伝」
...取りあえず骨休めかたがた...
夢野久作 「超人鬚野博士」
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