...これ幸いと骨休めをしている...
梅崎春生 「狂い凧」
...延び延びと骨休みもし...
武田麟太郎 「一の酉」
...所謂(いわゆる)「神憑(かみがか)り」で働いた骨休めをかねて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...明日の朝はゆっくり骨休めをするために朝寝坊をするつもりだとか云うことを話した...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...それが意外に喜ばれたのに勇氣つけられて仕事の骨休めには...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...休業届を出すかして骨休めをした...
徳田秋声 「縮図」
...その大した努力の骨休めをしなければならなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...おばさんは骨休めに...
豊島与志雄 「庶民生活」
...原則から云えば楽に自由な骨休めをしたいと願いまたできるだけその呑気主義を実行するのが一般の習慣であります...
夏目漱石 「中味と形式」
...何よりの骨休めだったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...骨休めがしたいとおっしゃって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...六日と十六日二十六日だけは骨休みをして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...骨休めは骨休めだ...
野村胡堂 「礫心中」
...彼は骨休めにレビューを見物した...
原民喜 「虹」
...皆が骨休めのため虹ヶ浜で一日のんびりしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...たまには骨休めもさしてやらなきや...
三好十郎 「地熱」
...取りあえず骨休めかたがた...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...十月初旬は、いつも柳橋の霜枯れで、女将の留守中はことに馴染客(なじみきゃく)でもよほど親しい客でなければ上げなかったので、その間は、奉公人にも、骨休みだった...
吉川英治 「松のや露八」
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