...延び延びと骨休みもし...
武田麟太郎 「一の酉」
...大戸を降ろして久しぶりに骨休めでもしようと...
橘外男 「蒲団」
...明日の朝はゆっくり骨休めをするために朝寝坊をするつもりだとか云うことを話した...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...またゆっくらと骨休めをなすって……...
徳田秋声 「足迹」
...休業届を出すかして骨休めをした...
徳田秋声 「縮図」
...寺田寅彦先生と線香花火この電気火花の研究の途中夏休みの骨休めに...
中谷宇吉郎 「写真と暮した三十年」
...たまの日曜抔は骨休めとか号して一日ぐう/\寐てゐる...
夏目漱石 「それから」
...骨休めがしたいと仰しやつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...六日と十六日二十六日だけは骨休みをして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まア時々は骨休めもし度くなりますから――」斯(こ)んな事を言つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...骨休みをし度くて歸つたといつてるんだから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たまの骨休めですから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...骨休めはあとでゆっくりするとして...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...かたわらの煙管をとりあげて、おいしそうに、一服吸ってから、肩で吐息をつくように、「骨休めに、どこかに、行っていらっしゃいよ」と、いった...
火野葦平 「花と龍」
...ハハハハ、骨休めて、田地のシユーセン歩きかね...
三好十郎 「地熱」
...お骨休めにもなればと存じまして...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...今日はわしも骨休めに一日寝ていたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...春蚕夏蚕秋蚕と飼いあげるとその骨休めにこの山の上の温泉に登って来る...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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