...こんな日にゃ骨休めだ...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...もう骨休みも商売根性を批判することもなかった...
海野十三 「蠅男」
...骨休めも従つて手つ取早く片づくもので無くてはならぬ...
薄田泣菫 「茶話」
...延び延びと骨休みもし...
武田麟太郎 「一の酉」
...雪子ちゃんに一遍骨休めに帰って来るように云いなさい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「なに一寸骨休めですよ...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...會員の中の二三人は出掛けついでにもう一晩ゆつくり骨休めをしやうと云ふものもあり...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...骨休めを兼ねてお伊勢参りをして来たものでございますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...とうぶん骨休めをすることにきめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...晩餐(ゆふめし)の支度(したく)に與吉(よきち)を負(お)うて先(さき)へ歸(かへ)るのがおつぎにはせめてもの骨休(ほねやす)めであつた...
長塚節 「土」
...これが苦痛の骨休めである...
夏目漱石 「坑夫」
...公然の骨休めとも云うべき芝居は全くここから発達したものと思う...
夏目漱石 「坑夫」
...當分骨休みして貰ひ度い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お百姓の骨休め)...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...骨休めに郷里へ帰って来いといってくれた...
柳田国男 「故郷七十年」
...骨休めというので...
夢野久作 「近世快人伝」
...飛騨路一帶から登つて來た骨休めの農夫たちで意外な賑ひを見せてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...春蚕夏蚕秋蚕と飼いあげるとその骨休めにこの山の上の温泉に登って来る...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??