...気骨のある人は困難な状況でも諦めずに頑張る...
...あの人は気骨のある決断をする人だ...
...彼は根性骨のある人だ...
...又武士道徳の名残で気骨のある男子は婦人に親(したし)まんのを主義とする...
内田魯庵 「犬物語」
...なかなか気骨のある人物がおったな...
高見順 「いやな感じ」
...張のそばから離れて獣の骨のある処へ往っておりましたが...
田中貢太郎 「人蔘の精」
...若し誰か気骨のある男があつて...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...少しは利口で骨のある手合いは...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...文章にしても枯れた骨のあるものだが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...鳥と同じ骨のあるのを発見したという事は...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...何処にか骨のあるところがある...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...気骨のある老先生は...
火野葦平 「花と龍」
...多少骨のある句がありました...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...骨のある人物というものは全くいなかった...
吉川英治 「三国志」
...骨のある忠臣は相次いで世を去るにひきかえ...
吉川英治 「三国志」
...わしもひそかに骨のある男と見ていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...赤穂にも小骨のある人間がいるらしいな』『いるぞ』唇をひき緊めて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...遺弟といえば、十人も遺弟、百人も遺弟、千人も……であるが、その点抜かられたな」「なぜですか」「吉岡の遺弟のうちでも、弱腰なものは逃げたり、不参らしく見ゆるが、骨のある門人は、こぞって、藪之郷(やぶのごう)いったいに備え、下り松を中心に、貴所の来るのを待ちかまえている態(てい)に見ゆる」「小次郎殿には、すでにそこをお見届けでござりますか」「念のために...
吉川英治 「宮本武蔵」
...気骨のある人間もいよう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...見合せか」「…………」「骨のある奴はいないのか」「…………」「聞け...
吉川英治 「宮本武蔵」
...六徳義的脊骨のあるものには四周からうるさい事...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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