...さはれ、老驥櫪に伏す...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...市に良驥(りやうき)の長鳴を聞いて知己を誇るものに非ずと雖(いへど)も...
芥川龍之介 「「鏡花全集」目録開口」
...木下尚江の兩先輩の驥尾に付して『新紀元』を發行してゐた際であつたので...
石川三四郎 「浪」
...蹉跌(さてつ)苦吟自己の驥足(きそく)を伸ばし能(あた)はざることもあるべし...
石橋忍月 「罪過論」
...それでももしいよいよその方面に驥足(きそく)を伸ぶる機会が与えられたら...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...以上偶然読書中に見つけたから安倍君の驥尾(きび)に付して備忘のために誌(しる)しておくことにした...
寺田寅彦 「柿の種」
...何(いずれ)の地に向ってその驥足(きそく)を伸べんとする...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...十二分の驥足(きそく)をのばすことができるのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...三宅驥一博士はかつて...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...所謂(いはゆる)「驥※日記」を著した人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「則其尋名勝、訪故迹、問奇石、看異木、唯良佐之尾是視、則良佐固驥、而余之為※也再矣」と云ふのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」驥※(きばう)日記は恐くは品川より四日市に至る間の事を叙したものであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此に由つて驥※日記のいかなる書なるかを知つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...驥(きばう)日記等にも見えてゐる人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...【七四】蒼蠅驥尾に附いて千里を致すといふ故事を引いて...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...新渡戸邸へ移ってから初めて加わったのは三宅驥一君であった...
柳田国男 「故郷七十年」
...功名また驥尾(きび)に付す...
山本周五郎 「新潮記」
...その大志の殿に随身する藤吉郎もまた驥尾(きび)に附して...
吉川英治 「新書太閤記」
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