...さはれ、老驥櫪に伏す...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...驥尾に附して平民を図らむと欲するのみ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...市に良驥(りやうき)の長鳴を聞いて知己を誇るものに非ずと雖(いへど)も...
芥川龍之介 「「鏡花全集」目録開口」
...木下尚江の兩先輩の驥尾に付して『新紀元』を發行してゐた際であつたので...
石川三四郎 「浪」
...大阪電灯の日高驥(き)三郎(らう)氏...
薄田泣菫 「茶話」
...以上偶然読書中に見つけたから安倍君の驥尾(きび)に付して備忘のために誌(しる)しておくことにした...
寺田寅彦 「柿の種」
...決してその驥足(きそく)を伸ばすの余地は存せざるなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...驥尾に服してゐるのみで気概を棄てたる容子は...
牧野信一 「浪曼的時評」
...支那の名馬は、周穆王(ぼくおう)の八駿、その名は赤驥、盗驪、白義、踰輪、山子、渠黄、華※、緑耳で、漢文帝の九逸は、浮雲、赤電、絶群、逸驃、紫燕、緑、竜子、駒、絶塵だ、前者は毛色、後者は動作を主に名の因とした...
南方熊楠 「十二支考」
...所謂(いはゆる)「驥※日記」を著した人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」驥※(きばう)日記は恐くは品川より四日市に至る間の事を叙したものであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此に由つて驥※日記のいかなる書なるかを知つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...附驥情孤歳在辰」に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この少女が良驥(りょうき)を以て自ら比するのは...
森鴎外 「魚玄機」
...雖二篤學一附二驥尾一而行益顯...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...その大志の殿に随身する藤吉郎もまた驥尾(きび)に附して...
吉川英治 「新書太閤記」
...その驥足(きそく)を伸ばして来た信長は...
吉川英治 「新書太閤記」
...他日の驥足(きそく)をのばすことが出来たのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
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