例文・使い方一覧でみる「驢」の意味


スポンサーリンク

...市は路車や搬夫や馬や馬追ひで埋められてゐるのである...   市は路車や搬夫や驢馬や驢馬追ひで埋められてゐるのであるの読み方
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」

...僕の愛する蒹葭堂主人はこの寂寞たる春山に唯一人馬を歩ませて行つた...   僕の愛する蒹葭堂主人はこの寂寞たる春山に唯一人驢馬を歩ませて行つたの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...――なに、馬さ...   ――なに、驢馬さの読み方
李孝石 「蕎麦の花の頃」

...(ろ)……」阿Qは今まで肚の中で罵るだけで口へ出して言ったことはなかったが...   驢……」阿Qは今まで肚の中で罵るだけで口へ出して言ったことはなかったがの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」

...馬は大きく欠伸(あくび)する...   驢馬は大きく欠伸するの読み方
薄田泣菫 「泣菫詩抄」

...この老いぼれた馬に跨(またが)り...   この老いぼれた驢馬に跨りの読み方
太宰治 「駈込み訴え」

...」の上の女郎はこの言葉を聞いて...   」驢の上の女郎はこの言葉を聞いての読み方
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿霞」

...少年は(ろば)に乗って幕を垂れた車の後から往っていたが...   少年は驢に乗って幕を垂れた車の後から往っていたがの読み方
田中貢太郎 「黄英」

...ところがあの馬め...   ところがあの驢馬めの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「マリ・デル」

...その代りに馬を使った方がいゝと思う...   その代りに驢馬を使った方がいゝと思うの読み方
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」

...馬の尻尾(しっぽ)は水車のしぶきのように私の顔に降りかかった...   驢馬の尻尾は水車のしぶきのように私の顔に降りかかったの読み方
牧野信一 「ゼーロン」

...八種もある馬属中馬とのみ測るべからざる昔より人に豢(か)われてその用を足した事これ厚きに...   八種もある馬属中馬と驢のみ測るべからざる昔より人に豢われてその用を足した事これ厚きにの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...今もパレスチナのアラブ人が多く騾を畜(か)いながら馬を交わらしめてこれを作らず...   今もパレスチナのアラブ人が多く騾を畜いながら馬驢を交わらしめてこれを作らずの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...これは海、海馬などいう名が支那にも欧州にもあるごとく、遠見あたかも馬様に見える海獣(例せばセイウチ)の脚が鰭状(ひれじょう)を成して後ろを向きいるから言い出たであろうが、妖鬼の足が後ろ向きという事諸国に一汎で、たとえば『大宝積経』十三に、「妖魅反足の物」、百九に、〈地獄衆生、その足反りて後ろに向く〉、『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』の戯曲(じょうるり)に、熊野詣りの亡者あるいは逆立ち後ろ向き、これは今もこの辺で言う...   これは海驢、海馬などいう名が支那にも欧州にもあるごとく、遠見あたかも馬様に見える海獣の脚が鰭状を成して後ろを向きいるから言い出たであろうが、妖鬼の足が後ろ向きという事諸国に一汎で、たとえば『大宝積経』十三に、「妖魅反足の物」、百九に、〈地獄衆生、その足反りて後ろに向く〉、『傾城反魂香』の戯曲に、熊野詣りの亡者あるいは逆立ち後ろ向き、これは今もこの辺で言うの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...馬や馬や鵞鳥がなくごとに...   馬や驢馬や鵞鳥がなくごとにの読み方
武者金吉 「地震なまず」

...それはいつもアイソポスの馬(ろば)を思わせる...   それはいつもアイソポスの驢馬を思わせるの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...「待てッ」(ろ)にのった精悍(せいかん)な影は...   「待てッ」驢にのった精悍な影はの読み方
吉川英治 「三国志」

...こいつを」車から蹴落すとともに...   こいつを」驢車から蹴落すとともにの読み方
吉川英治 「三国志」

「驢」の読みかた

「驢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「驢」

「驢」の英語の意味


ランダム例文:
懐胎   積悪   わけの分からない  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
百姓一揆   影武者   門外不出  

スポンサーリンク

トップへ戻る