...驢馬にゃ熱い秣(まぐさ)をたらふく喰わしてやる...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...花は驢馬の耳のやうな恰好をしてゐます...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...驢馬ともなりては...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...海驢(みち)の皮の疊八重一一を敷き...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...驢馬にまたがって一日に数万里の道程(みちのり)を往ったといいます...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...驢馬は長い耳でそれを立聞きして...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...甕の婦人来り、牧夫来り、牛(ぎう)、羊(やう)、驢(ろ)、馬(ば)、駱駝(らくだ)、首さしのべて月下に飲む...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...「ミダス王の驢馬の耳と...
豊島与志雄 「白い朝」
...それを 驢馬の 頭に かむせて...
新美南吉 「驢馬の びつこ」
...驢馬の子をうんとふやすようにしたらいゝと思う...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...きいてみると今日使ふ驢馬が居なくなり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...学者の唱うるところ、家驢の原種は、今もアフリカに野生し、家驢と差(ちが)い前髪なし...
南方熊楠 「十二支考」
...驢馬をも馬と同様に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...では」「おさらば――」劉備の驢と...
吉川英治 「三国志」
...私は驢(ろ)に乗って...
吉川英治 「三国志」
...四頭立ての驢車(ろしゃ)に美人を大勢のせ...
吉川英治 「三国志」
...驢(ろ)に乗って出て行った...
吉川英治 「三国志」
...仏性を見るとは驢馬(ろば)の顋(あご)...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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