...驚嘆する訣(わけ)には行かなかった...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...偉大で創造的で変化に富んでいることに驚嘆するのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...日本固有芸術の中にモンタージュの真諦(しんたい)を発見して驚嘆すると同時に...
寺田寅彦 「映画芸術」
...あれの建築に示された古人の工学的才能は現代学者の驚嘆するところである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...いかに後者が洗練されているかに驚嘆するものである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...どうかすると驚嘆するような老劇作家と師弟関係の若い愛人の女優との同棲(どうせい)生活の新鮮な描写があるかと思うと...
徳田秋声 「仮装人物」
...至大至剛ほとんど天地に充塞(じゅうそく)するの勢いなるは吾人がつねに目撃して驚嘆するところのものなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...一般知識階級の間に最も多く読まれた「哲学ノート」や「人生論ノート」を見る時、その独自な見解とその整正な表現との調和に、私は驚嘆する...
豊島与志雄 「三木清を憶う」
...米友の勇気に驚嘆する声が街道に満つると共に...
中里介山 「大菩薩峠」
...此の世界有數の大工事に驚嘆する外はなかつた...
濱田耕作 「埃及雜記」
...日本人のような淡白な人種はただ驚嘆するばかりであるが...
藤島武二 「画室の言葉」
...」若者が舌を巻いて驚嘆すると...
牧野信一 「夜見の巻」
...吾々は当然驚嘆する...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それこそもっと驚嘆するであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...科學的に之を觀察すれば造化の玄妙を驚嘆するばかりである...
村越三千男 「大植物圖鑑」
...一瞥荒く二瞥やや細く三瞥驚嘆する程の細微を尽すべきである...
室生犀星 「庭をつくる人」
...舌を巻いて驚嘆する...
吉川英治 「新・水滸伝」
...さもさも驚嘆するような顔をして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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