...彼女の美声には、私たちは驚倒した...
...彼のアイデアには驚倒した...
...その新しい技術には、多くの人々が驚倒しています...
...驚倒の声が上がる中、スポーツの歴史に大きな一歩を踏み出した...
...彼のダンスには、審査員も驚倒していた...
...極めて新らしい言文一致と奥浄瑠璃(おくじょうるり)の古い「おじゃる」詞(ことば)とが巧みに調和した文章の新味が著るしく読書界を驚倒した...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...――」と僕は驚倒するより外なかった...
海野十三 「深夜の市長」
...驚倒(びっくり)したが...
海野十三 「深夜の市長」
...後になって予を発病に近いまでに驚倒(きょうとう)せしめるものがあろうとは...
海野十三 「赤外線男」
...あの一世を驚倒せしめた新聞記事は...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...誰あって驚倒しないものはないはずです...
中里介山 「大菩薩峠」
...冷たくて素氣ないお加奈のやうな女に、かう言つた、恐ろしい武器のあることは、すつかり平次を面喰はせ、驚倒させ、そして考へ直させたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...両大陸を驚倒させた...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...夜会にでも出席するように美装を凝(こ)らして人々を驚倒させた...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...今の美髯の支配人とそっくりそのまま一天斎驚倒先生の写真が...
正岡容 「寄席」
...ありそうもない物が新しく支那で見出されて学者を驚倒させた例多く...
南方熊楠 「十二支考」
...黒船が二つの島の間に碇泊して天地を驚倒させたという二つの島のへだたりを見ると...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...発表して全世界の学者を驚倒させると同時に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一見するなり驚倒せんばかり驚いた...
吉川英治 「三国志」
...一時は驚倒せんばかり愕(おどろ)いたが...
吉川英治 「三国志」
...仲達は驚倒して眼をみはった...
吉川英治 「三国志」
...美濃一国を驚倒(きょうとう)させたはなしがある...
吉川英治 「新書太閤記」
...もっと大きな歓びに驚倒(きょうとう)させてやろうという意図にすら燃えていたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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