...彼女の美声には、私たちは驚倒した...
...彼のアイデアには驚倒した...
...その新しい技術には、多くの人々が驚倒しています...
...驚倒の声が上がる中、スポーツの歴史に大きな一歩を踏み出した...
...彼のダンスには、審査員も驚倒していた...
...実に天下をして驚倒せしめたり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...――」と僕は驚倒するより外なかった...
海野十三 「深夜の市長」
...後になって予を発病に近いまでに驚倒(きょうとう)せしめるものがあろうとは...
海野十三 「赤外線男」
...出版と共に世人を驚倒せしめたものの様であるが...
太宰治 「盲人独笑」
...世界を驚倒せしむるに足る絶好な新聞種であり...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...世界を驚倒させたあの日の一日前...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...あの一世を驚倒せしめた新聞記事は...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...誰あって驚倒しないものはないはずです...
中里介山 「大菩薩峠」
...天下は驚倒して蜂の巣を突(つつ)いたように騒ぎ出すだろう...
野村胡堂 「女記者の役割」
...ブゥルボン家の紋章をつけた四頭立の馬車を乗り廻して巴里人士を驚倒させた...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...明治三十年代一世を驚倒させた例のお茶の水事件のおこの殺しの真犯人松平紀義が出演しては...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...発表して全世界の学者を驚倒させると同時に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そうして君が死ぬ程の驚愕と感激の裡(うち)に、この空前絶後の大研究の発表を引受けて、全人類を驚倒、震駭(しんがい)させてくれるであろう……その発表によって太古以来の狂人の闇黒(あんこく)時代を一時に照し破り、全世界のキチガイ地獄をドン底から顛覆、絶滅させて、この唯物科学万能の闇黒世界を、一斉に、精神文化の光明世界にまで引っくり返してくれるであろう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...來賓の先輩諸名士を驚倒させたといふ逸話は...
吉川英治 「折々の記」
...敵を驚倒(きょうとう)さすべく...
吉川英治 「銀河まつり」
...驚倒いたしました...
吉川英治 「三国志」
...もってのほかに驚倒した...
吉川英治 「三国志」
...もっと大きな歓びに驚倒(きょうとう)させてやろうという意図にすら燃えていたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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