...彼女の美声には、私たちは驚倒した...
...彼のアイデアには驚倒した...
...その新しい技術には、多くの人々が驚倒しています...
...驚倒の声が上がる中、スポーツの歴史に大きな一歩を踏み出した...
...彼のダンスには、審査員も驚倒していた...
...発明ができあがってしまえば後になってはいかなる大発明といえどもいっこう驚倒するほどの価値はなく...
海野十三 「放送された遺言」
...怪盗アルセーヌ・ルパンの驚倒すべきトリックがあったのだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...私は肝(きも)のつぶれるほどに驚倒し...
太宰治 「風の便り」
...欧州一の美女たちも驚倒するような絶世の美人ときては相槌を打っているのさえも莫迦(ばか)莫迦しくなって...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...更に更に吾人を驚倒すべき作品を続々公表されるに相違ない...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...天下は驚倒して蜂の巣を突(つつ)いたように騒ぎ出すだろう...
野村胡堂 「女記者の役割」
...ブゥルボン家の紋章をつけた四頭立の馬車を乗り廻して巴里人士を驚倒させた...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...四隣を驚倒させるつもりだったんだが...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...突如天の一方より来った飛電は全欧否全世界の人民を驚倒せしめ...
槇村浩 「世界大戦の後」
...ありそうもない物が新しく支那で見出されて学者を驚倒させた例多く...
南方熊楠 「十二支考」
...黒船が二つの島の間に碇泊して天地を驚倒させたという二つの島のへだたりを見ると...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そうして君が死ぬ程の驚愕と感激の裡(うち)に、この空前絶後の大研究の発表を引受けて、全人類を驚倒、震駭(しんがい)させてくれるであろう……その発表によって太古以来の狂人の闇黒(あんこく)時代を一時に照し破り、全世界のキチガイ地獄をドン底から顛覆、絶滅させて、この唯物科学万能の闇黒世界を、一斉に、精神文化の光明世界にまで引っくり返してくれるであろう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一見するなり驚倒せんばかり驚いた...
吉川英治 「三国志」
...一時は驚倒せんばかり愕(おどろ)いたが...
吉川英治 「三国志」
...美濃一国を驚倒(きょうとう)させたはなしがある...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の鬼謀胆略(きぼうたんりゃく)に驚倒した形で...
吉川英治 「新書太閤記」
...いや、驚倒したのは、それだけではない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「加山! 俺だ! 波越八弥だ」「げッ」と、耀蔵は驚倒した...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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